2009年1月31日土曜日

わかります?(寒獄体験広場会場作り・その9)

いよいよ2/1から始まる寒獄体験広場、会場整備も急ピッチ。
何コーナーかわかります?(写真よく見ると後ろに点数ボード写ってる)

ここまでくれば・・・
はい、「雪中ボーリング」コーナーです。

レーンは、こんな感じ。
この状態ではまだ未完成です。
レーンは完全な氷盤仕上げになります。 しかも、こどもでもボールが転がり易いように微妙な傾斜が・・
ボーリングのボール置き場も雪で作ってました。
凝り性ですよね、この人たち・・・
他のゲームはまた別な機会に紹介します。

2009年1月30日金曜日

雪合戦!

ということで、今年も当館・第2駐車場にて「第11回網走雪合戦大会」が開催!
会場が当館内に移って今回で3回目。
21チーム、総勢200名以上が、昭和新山国際雪合戦大会を目指し(雪だけど)熱い戦いが!
たかが雪合戦となめちゃあいけません。
国際公認ルールに則った『スポーツ』ですぜ!
大会観戦はどなたでもOK!
2月8日午前9時スタートです!

2009年1月29日木曜日

あかりが・・・(寒獄体験広場会場作り・その8)

W棟梁から呼ばれました。

「理事長さんからカマクラの中暗いんで照明入れてくれって言われたんだけどさぁ・・」
とりあえず電源を中まで持ち込んでくれました。
さて、どんな照明がいいのでしょうか・・・で、外ごと隊Sさんに相談。

Sさーん、できたらでランプシェード作ってくれないでしょうか・・・
「うーん・・(少し考えて)よし、わかりました。お任せください!」・・頼りにしてます(-_-;)

カマクラ作ったときの氷の端材を持ち出すと、いきなりチェーンソーで削り始めました!

次は、ノミに持ち替えてザクザクと削ります!
一体、どうなるのか?


「小隊長!できたから見においで!」呼ばれていってみると・・・
おお、いい感じじゃないですかぁ・・
凄く明るくはないけれど、雰囲気いいです。
テーブルの上には、氷のジョッキ、中はブルー。
「流氷ドラフト」をイメージしてみましたとのこと。
この人たちの仕事、本当に力抜かないんですよ・・

2009年1月28日水曜日

マル獄SHOP 取材受けちゃいました・・

チョリーッス!! マル獄ショップバイトリーダーの丸池五九郎こと自称『マル獄』君っす。
俺、遂に今日テレビの取材受けちゃってるっすよ。
うわー、俺に段々テレビカメラが近づいてきたっすよ。

「あなた、どうなんですか?その前掛けの付け心地?」
う、うわーっ、インタビューしてるのは北海道内で大人気の情報番組『どさんこワイド』の明石アナウンサーっすよ。

き、緊張して言葉がでねー・・・

取材の目的は君ではないよ。丸池、おとなしくマル獄グッズの販売をしていたまえ・・

この様子は2月5日STV「どさんこワイド」内で放送予定です。
マル獄グッズのほかにも「監獄食」そして、博物館内もしっかり取材していただいています。
どれだけ、取り上げられるかな・・・お楽しみに!

2009年1月27日火曜日

家具搬入(寒獄体験広場会場作り・その7)

巨大カマクラ『アイスバー』家具搬入開始!
といっても、これもですが・・・・

外ごと隊Kさん、見事なチェーンソー捌きでスパスパと氷柱をカットしていきます。
これが家具の原材料。
切った氷を場所決めして配置していきます。 これはベンチになります。
もちろん、水平もきちんと取った上でね。(W棟梁の目が厳しいっ!)

テーブル、椅子ほぼ完成です。
しかし棟梁、座ったときの目線で見たらテーブルの歪みに気がついたとかで・・・・
再度サクサクと削り始めました。 この日、日中の気温はまたもや+に突入。

いったい、この冬はどういうことになるのか。
カマクラが溶けるのも心配ですが・・流氷たどり着いてくれますかねぇ・・(-_-;)

2009年1月26日月曜日

足元にご注意ください・・

園路の状況が悪くなったため施設内各所に注意喚起の掲示を出しました。

徐々に園路に降り積もり固まっていたの路盤。
この一週間の中で2回、日中の気温が+4度以上に上昇。夜にはまた温度は氷点下に・・というのを繰り返し・・・
路盤は、ほぼスケートリンク状態に・・
気温が緩んだ時に固まった路盤を剥がす作業もしていたのですが追いつきません・・・
こうなるとビリ砂利散布しか手立てがなく・・・
今シーズン、既に園内には1トン以上の砂利を撒いています。
この砂利は、ぐっと踏んづけながら歩くようにすると滑り止め効果を発揮
スパイクの代わりに氷に刺さるわけです。
ぐっと踏んでくださいね。

北海道の冬道を歩くときは、
①水平に足裏を降ろし(かかとで着地しない!)、②足裏でぐっと踏ん張り、
③水平に足裏を持ち上げる(感じで)・・・
この時、決してつま先で地面を蹴りあげないように気をつける・・
とりあえず、氷結路盤ではこういう歩き方が滑りづらいかな・・と思います。

しかし、この上にが積もってしまうと効果は激減・・
降雪→暖気(雪)→寒気(氷結)→暖気(雪)→降雪→・・・
今年は、悪い循環の中に入っているようです。

この状況は当館以外でも同じです。
流氷観光で網走、道東地区に入られる方は滑り止め効果のある靴が必需品ですよ。
空港やおみやげやさんで販売しているアタッチメント式の滑り止めをつける、
一番良いのは北海道内の靴屋さんで冬用の靴を購入してください。
あんまり高いものでなくても新しい靴ならそれなりに滑りません。
ご注意願います。

2009年1月25日日曜日

外出してますが・・・

今日は、外ごと隊 網走湖畔に出張中です。
館内冬イベントの準備も順調に進み月曜までは一休み。
「その余力あるところで一つお願い・・」・・・頼まれちゃいました・・(-_-;)

ことの起こりは、一枚のイラスト。
カマクラの設計図だそうです。
これ一枚だけ、「斜線部分はくり抜き、入口は左側」指定はこれだけ。
しかもイラストは縦に長い。カマクラとしてはちょっと難しいフォルムです。

一応、立体で考えてみると、こんな感じか・・
多分、立方体に近い雪をくり抜くのではないかと推察。
この図を描いてから入口は実は右だということがわかり修正。作る前でよかった・・

ということで、現地へ。
これがカマクラの原型、高さ1.8~2.2mぐらい、幅2.5mぐらい。立方体というより横に広い感じですね。
いくつか並んでますが早いもの順ということなので、作り易そうなのに目をつけて作業に着手。

こうなったら自己流に解釈するしかないですね。強度的な問題もあります。
かなり下膨れな感じになりそうですが、もう一つの条件「3/8までもたせること(できれば・・)」クリアのためには止む無し。

作業開始から2時間ほど。
横穴掘っているのはOさん、今日は諸般の事情で外ごと隊は私と二人だけ。
昨日は暖気が入って+になった気温も今日は普通の1月並。
風をさえぎる物が何もない湖畔、すごく寒いです・・・

私は、正面の口部分のくり抜き作業に・・
掘っても掘っても終わらない・・・・・・(-_-;)「小隊長!愚痴ってないで手を動かしましょう!」 あっ、はい・・すいません・・・

ほうら、ちゃんと穴が開きました。おぉ『網走監獄号』が見えるぞ!

午前 1時間、午後 2時間半、計3時間半の作業で何とか完成。フゥ・・・(-_-;)
こんな感じになりました。上のイラストとは比べないでね・・

どうしてもね、こういう風に見えちゃうんだよ。1/28、網走駅前に○○○できるからかな・・・(-_-;)
ということで、今日は1/31から始まる『あったか網走』会場からお送りしました。詳しくはこちらから。
http://abashiri.jp/tabinavi/guide/10events/attaka.html
外にお出かけしても、あんまり作業内容が違わない外ごと隊でした・・・

2009年1月24日土曜日

試走!!(寒獄体験広場会場造り・その6)

『イヤッホー!!』とか声が聞こえそうな景色ですが・・・
決して遊んでいるわけでもなく。
イベント会場『そりすべりコース』の作業中。
右側には氷を積んで滑り台、左側は雪上のそりコースという二度おいしい滑り台。

削っては試走を繰り返しています。

私も滑ってみましたけど。・・楽しかった(-_-;)・・いや、決して遊んでいるわけじゃ・・

2009年1月23日金曜日

寒獄体験広場、会場造り・・その5

滑り台作りも雪を型枠に詰め終え、削りだし作業に突入。
スロープの角度を整えながら登坂用階段作り。
作業に当たっているのは、 造園業者㈱タナカさんチーム。
会場の最大造形物となるためプロに依頼することになりました。

細かいところは手仕事ですが、大まかな部分については重機使用。
さすがにプロ。うちのとは大違い。デカイ重機を投入!
ザクザクと削り、盛り上げていきます。
雪の搬入をしていたダンプカーもタナカさんの車両です。


一方、外ごと隊担当の巨大カマクラ『アイスバー』も外観完成間近。
W棟梁もなんだかうれしそうな怪しい笑顔。外ごと隊、全員見事な雪焼け顔です。

壁面を細かく修正。塗りつけている材料は湿らせた雪です。

会場前を通る来館者の人たちも中を覗きにきます。
「まぁ、カマクラって、こんなに大きいんかいなぁ?」
いえ、うちのが特別大きいんです。外周りの直径は8m以上、中の面積は10.2㎡あります。
ちなみに天井まで2.4m。 ・・・(-_-;)今回もやりすぎたかな



一方、会場の中央部分に謎の構造物出現。
こ、これが『○の○○○』になるのかぁ・・・

滑り台や謎の物体、数日間放置して寒気でガチガチに固めてから作業再開です。

2009年1月22日木曜日

お願い・除雪は頑張ってますが・・・

今シーズンから若干ですけど除雪エリアを拡大。
駐車場ゲート前側、ぎりぎりうちが雪を飛ばしていいところまでしっかり除けてます。

昨シーズンぐらいから冬期間でも歩いて見学に来る方が増えています。
国道39号線から当館前までは歩道も除雪していただいています。
安全対策に当館も協力し歩道部分は極力確保しようということで・・・
当館を出た後、流氷館北方民族博物館方向に歩いて上っていく方もいらっしゃるのですが・・・
ここから先は歩道が出ていません。
とても危険です。見ての通り路面に舗装が出ている部分はまったくなく、簡単に車は止まれません
急に車道を歩いている人を見つけても氷結路面では避けられないかもしれないということです。
しかし、ここから先は当館が除雪できるエリアではないので・・・(他人の土地に雪は投げられませんから)

3/31までは網走バス『市内観光施設めぐり(天都山行き)』線が運行中です。
天都山地区観光の方は、極力バスのご利用をお願いします。砕氷船ターミナルまでいけますよ。
バスの運行時刻はこちらから。

2009年1月21日水曜日

流氷はまだか・・・

1/19夜半からオホーツク海側は、かなり荒れました。
発達した低気圧がオホーツク海上に抜けてきたためです。
網走の降雪量は少なかったものの風が強かったので館内いたるところに吹き溜まりが・・・・
今日も外ごと隊は半日除雪作業に追われました。・・(-_-;)フゥ

こういう荒れ方が数回ないと流氷は北海道に寄ってきてくれません。
強い北風が吹いたので相当近づいてきてると思いたいのですが・・・
今、どこまで来てるか心配な方、こちらからどうぞ。
http://www.kangoku.jp/information/index.html?nendo=0#131

しかし1/20今期運行初日を迎えた網走の流氷砕氷船「おーろら」は悪天候・高波の為に全便欠航に。
難しいところです。

写真は去年の『寒獄まつり』会場に展示した流氷塊。 4トンほどありました。
これは知床付近に接岸した流氷を採取して飾っているもの。
早く接岸してくれないとイベント会場に穴が・・・(-_-;)

2009年1月20日火曜日

寒獄体験広場、会場造り・・その4

会場造りが続いています。
先日組み終わった足場の中にダンプカーが。

雪を搬入しているわけですね。
実はコレは『滑り台』作りをしているのです。
ここでもロータリー除雪車KBR100が大活躍!
滑走面27mという氷の滑り台が登場します。期待してね。

一方、巨大カマクラ『アイスバー』。四段目まで積み終わり・・・
天井をのせました。

内側にはシラカバの柱も立って・・・
いよいよ完成間近です。
まだまだ会場作りは続きます。
今度はいよいよアレを作らなきゃね・・・・

2009年1月19日月曜日

誰だ!?

休泊所の屋根に足跡が・・・・
雪が降ると正体はばれやすいですね。 コレはエゾリスでしょう。
もう少し日が長くなってくると♂♀でカップリングして出産、子育ての時期に。
萱葺きの休泊所の屋根は巣の材料にも良いらしく毎年、相当荒らされてしまいます。
様子見ですかね?・・(-_-;)施設管理担当者としてはちょっと・・

2009年1月18日日曜日

寒獄体験広場、会場造り・・その3

このところ大きく天気が崩れることもなく、会場作りも順調に進んでいます。
巨大カマクラ『アイスバー』の壁となる氷柱積み作業、重機を使って氷を吊り上げています。

積んだ後、濡らした雪を接着剤代わりにして氷を固定します。
この日の日中気温はマイナスのまま。すぐに凍りつきます。 三段目まで積んだところで外側に雪を貼り付けました。
太陽光が当たり氷の表面が弱ってしまうのを防ぐためです。
四段目からはクレーンを使用して安全に作業を進めています。 一方、会場の北側では三段の足場が組み上げられました。
さて、コレは一体何になるのかな。