2011年4月30日土曜日

GWスタート!

のぼりも元気に空を泳いでます!
2011GW二日目の朝。
初日の昨日、『昭和の日』は、去年の同じ日より300人以上多い750人のお客様が!
低調ではないかといわれていたことしのGW、そんなことはありません!!
皆さん、観光を楽しんでいらっしゃいました。

イベント広場の大テントも設置完了!
5/3から三日間、当館ではGWイベント開催します。
今日も天気はいいぞ!
お待ちしてます!

2011年4月29日金曜日

コブシ開花!

園地内の北コブシの花が開きました!
樹木につく花では一番先に咲く花。
GW初日に咲いてくれるなんて!
しかも後ろの青空がくっきりと気持ちいいでしょ!
このあと、5/1、5/2は天気が少し崩れてしまうみたいですが・・

5/3からのイベント実施のため、今日は外ごと隊総出で広場にテント設置予定。
お待ちしてますよ!

2011年4月27日水曜日

網走のお宝!

5/1より、監獄歴史館内の特別展示コーナーを会場に、
「網走市立美術館移動展『居串佳一の世界・生誕百年記念展』」を開催します。

居串佳一(いぐしかいち1911~1955)は、網走に縁の深い画家です。
北見市に生まれ、7歳の時に網走市に移住。旧制網走中学(現在の北海道立網走南ヶ丘高校)卒業後、24歳で上京。
戦後、疎開のため網走に戻り、その後40歳で再度上京したが、44歳の若さで急逝しました。

彼の作品が市民から網走市に寄贈されたことをきっかけに、網走市立美術館が開館しました。北海道では2番目に開設となった美術館です。市民自慢の美術館なんですよ!
今回は、美術館収蔵の居串コレクションから13点を展示します。
主に網走の情景を描いた作品。
今年から近隣の博物館、美術館との連携を深めて『網走のお宝』を皆さんに見ていただく機会を増やそう!と思っています。
今回が第一弾!7月末までの開催となります。

どうぞお楽しみに!

2011年4月26日火曜日

サクラ・・

の芽、『花芽』っぽい感じに育ってきています。
しかも明らかに去年より、芽の数が多い!
ということは、花も多い?

気象協会の開花予想では5/11が網走、満開は5/15ぐらいらしい。
エゾヤマザクラ、開花してから三日程度で花が目立たなくなってしまいます。
さあ、今年はどうなるかなあ・・・

2011年4月25日月曜日

屋根より♪

鯉のぼり、先週の日曜日からあげてます。
雨続きに低温で、あげれなかった日が多かったのですが・・

今日は、久しぶりに気温も上がり青空も!
適当に風も吹いて、元気にはためいてます。

4月に入りましたが、入館者数は去年の半分程度・・
うちは、去年2月に歴史館リニューアルを行っていたので、今頃は、ぐぐっと盛り上がってたもんなあ・・
対前年』という言葉を聞くと凹みそうになりますが、僕らががんばらなきゃね!
しっかり、自分たちが、いつもと同じように頑張って被災地を支えよう!
そうやって奮い立たせてますよ!自分を!

一緒にがんばりましょ!

2011年4月24日日曜日

クリーン作戦!

昨日は、外ごと隊全員(今年は(-_-;)以下5名です)で、博物館近くの網走湖周囲の清掃活動に参加してきました。
地元観光協会が主催する行事ですが、今年は参加者数が350名を超える大イベントになっていました。
当初は、協会加盟の観光関係者10数名での作業でしたからねえ・・・
今では逆に観光関係の人を現場で見つけるのが大変な感じになっていました。

ということでいよいよ今週末からはGWに突入!
網走も本格的な観光シーズンになります。
今年は、震災の影響でしょうね、今一つ観光の動きが鈍い春になっていますが、東北復興を支えるためにも、みんなが元気に地元でやるべきことをする!それも必要なことだと思っています。
一緒にがんばりましょう!

2011年4月23日土曜日

せせらぎ通水・・

しっかり雪が残っているところもありますが・・・
昨日から園地内のせせらぎ、小さな滝にも水を揚げています。
(水中ポンプで循環させているのです・・)

早く溶けるといいなあ・・・・

2011年4月22日金曜日

お疲れ様でした。

4/15~4/19まで東北の被災地への炊き出しボランティアに参加していたM君が帰ってきました。
石巻市と大船渡市で地元産品で作った食事のサービスを行ってきてくれました。
炊き出し隊の皆さん、お疲れ様でした。

大船渡の様子です。
海に面した街は壊滅的な津波の打撃の様子がまだありありと・・・・

満開の桜、哀しげですね・・

暖かい食事、喜んでいただけましたよ・・とM君が言っていました。
またこういう機会があれば、博物館としてぜひ参加したいと思っています。

2011年4月20日水曜日

少しずつ・・・

入り口わきの雪山、融雪ペースが落ちた・・・
この数日、低温が続いています。
日中でもプラス5℃以下、朝はマイナスです・・・
雨というよりミゾレ、気が付くと雪がちらついています・・・・ ホントニサムイ(-_-;)

でも、足元を見ると開き始めた花もある!


北コブシの蕾、少しほころんできたかな・・

一歩ずつ、春は近づいてます!

2011年4月19日火曜日

初鴨・・・


先日、池を覆っていた氷が完全に落ちました。
そして久しぶりに・・・

マガモの♂が優雅に漂っていました。
今年はつがいで現れるかなあ・・・

2011年4月17日日曜日

シーズン!


の花芽、順調に膨らんできているような気がします。
今年は、花芽の数も気持ち去年より多いような気もします。・・・ということは・・

・・・・ 白い悪魔・・(-_-;)シラカバデス・・・・
やっぱり・・・・
これも順調に育ってる・・
今年は、すでにヤチハンの花粉が飛び始めているようです。
職場内でも、あちこちで「目がかゆい・・」「くしゃみが止まらん・・」との発言が相次いでいます。酷いシーズンになりそうだなあ・・

2011年4月15日金曜日

・・軍団にはかなわないかもしれないけれど。


4/15、午前8時。
網走市から、東北被災地に向けて炊き出し支援ボランティアが出発しました。
調理師さんを中心とする網走の新グルメ『オホーツク網走ザンギ丼推進協議会』(・・・ながっ)会員10名に、市職員、社会福祉協議会職員、観光協会会員など総計22名が、バスとトラック3台を連ねて出発!


団長は市内のお寿司屋さんのご主人、市長さんからの激励のあいさつの後、決意表明。
皆さん、おそろいののベストに網走市の文字。
・・すまして立ってる中に、おっ当館チームGのM

そうです、当館もザン協(勝手に略・・)メンバーとして職員派遣!

出発式には、市職員のほかにも多くの市民が駆けつけました。
がんばれ!がんばれ!

網走から被災地へ向かうのは大変です。
北海道を横断して苫小牧港をめざし、夜7時発のフェリーで仙台港へ。
東北上陸は、明日の10時予定。
その後、石巻市内で1回目の炊き出し。
準備したメニューは、ご飯にカラフトマスの唐揚げを載せた『ザンギ丼』に、『すり身汁』。
網走自慢のおいしい水もペットボトルに詰めて持参します。
翌日は、大船渡市の避難所2か所で炊き出しを行います。

再び仙台からフェリーに乗って・・・・網走に戻るのは来週火曜日の予定です。
現地ではわずか二日間の活動ですが・・
少しでも暖かい網走産の食事で暖まってほしいなあ・・

今回、監獄にも声をかけていただいたとき、Mを含めて数名の職員が立候補してくれました。
うちの職員は、ほとんど網走から出たことがない若者たちです。
実は、網走は大きな天災の経験があまり無い街です。
地震は本当に少ない。
3.11も揺れたところで震度2程度でしょう。潮位も多少上がった程度。
それでも、『自分の知っている地震では最も揺れた・・』という感想を漏らした人が多かったくらいです。

地震、津波の経験値を持たないため、本当はかなり怖がっていたんじゃないかな。
家族も心配していると思います。
特にこの数日、大きな余震のニュースが続いていますよね。
心なしかMは、青ざめているような、でも少し頼もしくも見えました。

たぶん、あんまり報道にもならないかもしれないけれど、これが網走の最強のオールスター軍団です。 頑張ってきてください!

2011年4月14日木曜日

開花予想・・

今年も全国から便りの声が聞こえてきています。
丁度、今、桜前線は東北を北上中ですね。
厳しい状況が続いているとは思いますが、ほんのひと時でも桜の花に心を休ませていただければ・・

さて、網走は近々の開花予想では5/10開花、見ごろは12日とのこと。
これは去年より一週間ほど早い予想です。
暖かい冬でしたもんね。
網走の隠れた桜の名所でもある当館にも桜の満開はいつ?と問い合わせが多い・・
ちなみに写真は2009年の満開の様子。この年はきれいだったんですよ・・
楽しみにしてくれてる人は多いんだなあ・・

しかも今年は、「二見桜並木と古道をまもりそだてる会』の事業、『桜並木を歩く会』の日程調整もしなくては・・・

悩みどころです・・・(-_-;)

2011年4月11日月曜日

監獄検定・・

新・網走監獄日誌のヘビーユーザーとしか思えない『踊る人形』さん、このたび 『網走監獄検定』 を作ってくれました!

まあ、よく読んでいただいていたんだなあ・・・というような深めな内容もありで・・・

ありがとうございます! ぜひ、皆さんも一度挑戦してみては・・

・・・こんな田舎博物館の与太ブログをネタに・・ありがとうございます・・・(-_-;) 

2011年4月9日土曜日

群生地・・


博物館園地への揚水を始めた関係でこの数日、何度か水源地に出かけています。

古井戸の跡の湧水脇にフクジュソウが咲いていました。
実は、このあたり・・・

群生地・・ですよね。

2011年4月8日金曜日

水ぬるむ・・・


池への注水を始めて5日目です。
それらしい水位になってきました。
半分以上は雪と氷に覆われていますが ・・

そっと水に手を入れてみると、まさに切れるような冷たさ!
本当の春はまだまだ遠い網走です。

2011年4月7日木曜日

布団・・

です。各所で展示品の整備などが進んでいます。
ここは・・休泊所という建物の中の布団、カバーを交感して綿を打ち直し中。
剥がしながらチェックをしてもらうと、カバーの中からクルミが転がり出たり・・
「あらー!小隊長さん、布団の綿、大変なことになってるわよ!」と声をかけられました。

まずいですね・・・明らかに綿に穴。
しかもでかい・・・
・・・犯人を知ってます・・・

・・ということで、休泊所の建物を注目
・・矢印のあたりをよーく見てください。

・・・はみ出してますね、綿。
・・エゾリスの巣・・ですね。
たぶん子育て中らしい。
K学芸課長からは、餌になるものをそばに置くな!とか言われたのですが、園地内、ものすごくクルミの木、多いです。
根絶やしにしろということなんでしょうか。

ということで、カバーを取り換えた布団、寝ているのは囚人ドールズの皆さん。
とても寝心地がよさそうです。
・・・しかし、何年持つのかといわれるとお約束はできんな・・

2011年4月6日水曜日

芽吹き

庁舎前側の一番大きい花壇。雪がなくなると同じくして、チューリップがにょきにょきと伸びてきました。開花までは、まだひと月近くかかるのでしょうが・・必ず春は来る!

2011年4月4日月曜日

お世話になりました・・・


平成3年から途中お休みの期間はあったものの20年近く館内解説員をしていただいたMさんが、22年度末を以てこのお仕事から退くことになりました。

この日、制服を返しに来たMさんに花束と記念品を・・・

成長期の施設、そして若い日の自分を知っている人が減っていきます。
若気の至りで生意気なことを言ったこともありました。
この場を借りてお礼とお詫びを・・・

本当にありがとうございました。また遊びに来てくださいね!

2011年4月3日日曜日

4月からは・・・


レンガ門前の花壇の中でセイヨウフクジュソウが咲いているのを見つけました。
去年より一週間早い!

さて、博物館は4月から開館時間が延長になります。
開館は、午前8時。閉館 午後6時。最終入館は、閉館1時間前でお願いします。
館内ガイドツアーは4/28より再開します。

館内直営売店は、午前9時からの営業になります。
入場口前の食堂は、通常通り営業しています。
二見農場内の『体験監獄食!』は、4月末からの営業を目指して準備中ですが、今年は、入館状況に合わせての変則での営業・対応となる見込みです。

網走市内から当館まで運行中の㈱網走バス「観光施設めぐり」路線は、4/1~4/28までは週末のみの運行です。
運行状況の確認をお願いします。

月末からの連休、ゴールデンウイーク期間に対応したイベントの準備も始まっています。
新年度も、博物館網走監獄をよろしくお願いします。

2011年4月2日土曜日

奇跡・・

今日から博物館も新年度です。
民間財団運営の博物館ですので入館料収入のみが頼り。
かなり厳しい一年になるのは覚悟で頑張ろう!・・ということで、午後はニポポの森に入りました。
この森の端っこのほうに、当館の雑用水汲み上げ用の井戸があります。
雪も融けてきたので揚水ポンプを動かすぞっ!ということで点検に行っていました。

井戸の脇には、小さなせせらぎがあります。
かつてこのあたりに住んでいた人がいるらしく、その井戸跡が湧水のようになって流れを作っているのです。
冬も凍ることなく静かに網走川に流れ落ちているせせらぎ。
流れの袂ではフクジュソウが咲き、カエルが鳴いていました。
水の中にちらちらと動くものがあります。
覗き込んでみると・・・

小さな魚?すごい数です。

群れになるとかなり魚影が濃い感じ。

一匹、掬い上げてみました。
「鮭の稚魚」です!
20数年、この作業は春の恒例行事なのですが稚魚を見つけたのは初めてです!
そういえば・・・
去年の11月、 「遡上」 というタイトルのブログで、ここで弱ったサケを見つけた話を・・
あの時のサケの稚魚たちなんでしょうか。
まず、ここにサケが遡上できることが、潮位や雨量などのタイミングが合わなくては起こらないこと。
しかもそのサケが産卵し、しかもオスのサケがいて、その卵が受精して・・・
様々な条件が偶然一致しての姿なんだと思うと、感動的ですらあります。

掬い上げた稚魚を、そっと流れに戻しました。
この稚魚が、うまく網走川までたどり着き、そしてオホーツク海に。
何年か回遊してもう一度網走川を遡ることは、奇跡みたいな確率でしょう。
それでも、がんばれよ!
もう一度帰ってこいよ!と声をかけずにはいられないような気持になりました。