「えーと、23度ですねえ」
よし、窯だし始めましょう!
28時間の死闘から5日、窯だしの日を迎えました。
慎重に積み重ねた煉瓦を外していきます。
遂に作品が見えてきました!
なんか、感動しますねえ・・・
おお、ちゃんと形があるぞ!
作品が窯から次々と出てきます。
おお?何か輝いて見えます・・・ 気のせいじゃありませんでした。
今日の窯だし、『網走市陶芸エコー会』の皆さんが見学に。
煉瓦が黒っぽく表面が輝いた状態になったのは、焼いている最中に灰が被って釉薬の効果を出したのでは・・
と教えていただきました。
260個、全てが無事に焼きあがっていました。・・・ ほっ
今まで三回 野焼きで煉瓦を焼いたのですが、かなり頑張っても数個は割れてしまったので・・・
さすが、本物の窯は違うわーって感じですね。
くすんだ色に見える作品も、たわしで擦ったら同じようにぴかぴかになりました。
「赤レンガ」にはならなかったのですが・・・
煉瓦は、このあと、作った方にお渡しします。
最後に、灰を捨てて、中を掃除。
もう一度、窯の開いている口を煉瓦で閉じます。
湿度が入ると窯の寿命が短くなるそうです。
次に窯に火が入るのは年明けでしょうね。
今度は、どんなものを焼くことになるのか楽しみです。