おや、売店のK君ではないか、そういうことならこの私に ま・か・せ・な・さ・い!
まず第1のポイントがここだ。
「刑務所の裏門じゃないですか」
ふふふふ・・よーくその隣を見るのだ。
「あっ、小さなくぐり戸が!」
そうそうくぐり戸がって、平成7年からここにあるのにくぐり戸に気がついていなかったんかーい!
開けてみたまえ!
「あっ、開きました」
「あっ、開きました」
実は去年、外ごと隊のW棟梁に修理してもらっていたのだよ。
「裏側は鉄板で補強されてますねえ、もうジスイズプリズンって感じじゃないですか!」
K君、この扉を開けて、少し背を屈め加減で、表に出てご覧・・
「ああ、この感じはあの有名な映画シリーズの冒頭で、あの有名な男優さんが『お世話になりました』と小さな声でつぶやくと、老看守が『もう、二度と帰ってくるんじゃないぞ』と語りかけるあのシーンの世界に入ってしまったような・・・・」
だろー、それ考えてさあ、直したんだよお。いいだろお、でもあんまりそれしてるお客さん見たこと無いんだ・・・
それにしても権利関係的な部分に気を使った回りくどい説明どうもありがとう。
「小隊長、でもこれって、自分の趣味的な部分で仕事してるんじゃ・・・」
いえいえ、私はお客様に「監獄の雰囲気」をより多く感じていただけるよう日々頑張ってるだけですよ・・
さあ、次の穴場へ行くぞお!(その2へ続く・・・)