「小隊長、外ごと隊の皆さん、お手伝いいただきありがとうございました。」
何を言っているんだい、お手伝いだなんて・・・・俺たちを主力に使っといて!怒るよ!ごらぁ!
「す、すいません・・とりあえず、改修の模様、 あの番組風に伝えてください・・」
今後気をつけたまえ。じゃ、とりあえず・・・・
「その店は、博物館オープン以来、庁舎の片隅で職員たちにより細々と営業が続けられてきたのです。
しかし、時代の流れが、そのお店を飲み込もうとしていました。
ヒット商品にも恵まれず、このままでは閉鎖に追い込まれそうになったお店を救うべく・・・
『使いまわしと器用貧乏の匠達』が立ち上がったのです。」(あの番組のナレーションのように読んでね。)
befor
「使い続けた愛着のあるパネルを剥がすと、そこには・・・・
長年の汚れがこびりついていただけでした。」 ・・・汚れも落としてくださいよぉ
「そして、ついに改修が終わり、再びお店を開ける日がやってきたのです・・・」
「ああ、おとうさん、お店がこんなに広く明るく・・・」(絶句して泣いてしまうK)・・いや、泣いてませんって、俺。
after
「しかも、ヒット商品・函館少年刑務所、マル獄グッズには・・・・
特別展で使っていた棚が専用の棚として生まれ変わり・・」・・・そのまんまじゃないですかぁ!
「よく見ると、今後入荷不可能と言われていた『監獄メッセンジャーバッグ』が入荷しているでは、ありませんか」
・・・外ごと隊関係ないでしょ!
「更には、マル獄シリーズの新商品、『マル獄巾着袋』が棚の上に並んでいるではありませんか!」
・・・いや、絶対にあなたたちは関係ないんで・・・
「こうして、匠たちは一つの仕事を終わらせ、次の現場へと・・・・もういい?」
「ええ、とっとと自分たちの仕事に戻ってください。さて、売店からのお知らせです。
マル獄グッズについては、多数のお問合せをいただいていますが入荷状況が不安定なため、購入予約は受け付けていません。
通信販売も行っておりません。
お求めは、直接店頭でお願いいたします。
以上、ミュージアムショップからのお知らせでした。」