網走刑務所のゆるキャラ『ニポくん』、ついに全国紙デビューしたそうです。
その情報を聞いて博物館の大親分(=理事長・・)に言われました。
「小隊長、刑務所には負けられないでしょ!
財団のシンボルマーク公募に併せて、うちもゆるキャラ考えなさいよ!」
命令なのでしょうか?
それとも思いつき?
意外と本気なことが多い人ですので取りあえず考えてみた…
第1案・・
考えたというか、(-_-;)のパーソナルマークにしているキャラ。
一応名前もあります。
『にぼぼ』
網走刑務所の木彫工場で割れが見つかったりして不良品として捨てられたニポポ人形の怨霊が具現化した・・という暗い設定を持つ。
長いこと使っているので(-_-;)的な愛着もあります。
もしかしたらデザイン料とかもらえるかもしれないという邪な考えも・・
然し課題がある。
それは最近はゆるキャラをつくると必ず着ぐるみ化されているということ。
イベントなどによく登場しますよね。
これは、地元「オホーツク総合振興局」のキャラクター『つくつくオホーツクん』
オホーツク在住のアーチストがデザインしたものだ。
着ぐるみ化にあたっては「手を付けてはいけない!」という作家からの指示付だった。
ということで、このデザインを基にした着ぐるみ。
…よくできている。
しかし、写真を見てほしい。
北海道ではかなり有名な『リボンちゃん』の着ぐるみに背後から攻撃されても反撃不可・・
もし、彼が倒されたらたぶん起き上がることはできない。
(本当は攻撃を受けているのではないと思います)
このことに何の問題があるのか。
倒されたっていいじゃないか!ゆるキャラなんだし!
…とも言い切れない。
それは全国各地でもはや乱造に近いペースで生まれているゆるキャラ達が戦う機会が増えているということ。
ゆるキャラスポーツ大会とか、ゆるキャラ相撲選手権とか。
そう着ぐるみは、戦えることを前提で作る必要があるのだ。
となると、なるべく体は生身に近い奴が有利ということになる。
「にぼぼ」は手足が細い。不利だ・・・
ということで生み出したデザイン第2案。
最初から頭部のみ被り物でキャラをデザイン。
その名は伝説○○モン『れんがもん』だ!
しかも、脚に付けた鉄丸を凶器として振り回して攻撃可能!
着ぐるみ製作時は、体は青の全身タイツでOKだ!
・・・大親分に見せたら即却下だった…
何がいけなかったんだろう・・・