12月22日夕方、博物館がとてもお世話になっていた市内のお寿司屋さん『龍寿し』の大将、小田部和俊さんが急逝されました。
63歳でした。早すぎます。
昨年から博物館の直営食堂部門のアドバイザー的な役を務めていただいていたのです。
「オホーツク網走ザンギ丼」を食堂で提供することを勧めてくれたのも小田部さん。
お陰様で大ヒット商品となったのです。
食堂メニュー全体の見直しをしていただき、新メニュー開発や指導にも知恵を絞っていただいたのです。
写真は去年の夏、ラーメンスープの出汁の取り方を指導してくれた時の様子です。
「写真撮らせてください、ブログで紹介しますから」とお願いすると「恥ずかしいからいいよぉ」と照れていました。
職人さんだなあ・・と思った記憶があります。
今年春、被災地に市民ボランティアの第一陣としてザンギ丼の炊き出しを行った際にも率先して参加されています。
博物館も若い職員を派遣していますが、本当に親切に面倒を見てくれたそうです。
数々の新しい郷土料理を開発されたアイデアマンでした。
網走にとって惜しい人材が、また一人去って行ってしまいました。
お世話になりました。