直径15センチ、かなりずっしり。
去年10月に試作してみた『イナキビ餅』。
監獄歴史館に展示するためのものでした。
(このあたりの経緯は、昨年10/8のブログ『幻のスイーツ』をご覧いただきたく・・・)
ということで、こちらが完成したレプリカ。
監獄歴史館2階のエピソードボックス『思い出のイナキビもち』の中。
『思い出のイナキビもち
昔、網走市立二見ヶ岡尋常小学校の学芸会は
二見刑務支所の講堂で行われていました。
受刑者たちが観客です。
自分の子供を思い出すのか、
涙をふいている受刑者もいました。
こどもたちの一番の楽しみは、受刑者がつくった
あんこが入った大きなイナキビのおもち。
その大きさと形から‘電灯の笠`
と呼ばれていたといいます。
甘いものが少なかった時代、
子どもにとって、なによりのごちそうでした。
今でも語り継がれている本当のお話です。
(昭和10~20年ころ) 』
いい話でしょ?
実は、持ち上げてもOK!
めちゃくちゃリアルです。微妙にやわらかいし。粉っぽいあたりとかも。
・・・といっても本物を知っている人は数少ないのですが。
本物はね、以外やうまい。残念なことに出来立て限定ですけれど。
ねぇ、K学芸課長、本当に作って売っちゃえば?
「あれ、小隊長知らなかった?ゴールデンウイークに限定発売予定ですよ!」
・・・・知らなかった (-_-;) (実話です・・)
しかも、凝り性のK課長、本当に直径15センチで再現する気らしい。
「お菓子屋さん、けっこう大変らしいんですけどね!」 (なぜ、うれしそうなの?)
あまりの原材料の消費っぷりに販売価格すらまだ未定。
さて、幻のスイーツは本当に幻になってしまうのでしょうか。
その結果は、是非ゴールデンウイーク(5/2~5/4)にご来館の上、ご確認ください。