2010年4月14日水曜日

幻の『監獄スイーツ』が・・

直径15センチ、かなりずっしり。
去年10月に試作してみた『イナキビ餅』。
監獄歴史館に展示するためのものでした。
(このあたりの経緯は、昨年10/8のブログ『幻のスイーツ』をご覧いただきたく・・・)

ということで、こちらが完成したレプリカ。
監獄歴史館2階のエピソードボックス『思い出のイナキビもち』の中。

『思い出のイナキビもち
 昔、網走市立二見ヶ岡尋常小学校の学芸会は
 二見刑務支所の講堂で行われていました。
 受刑者たちが観客です。
 自分の子供を思い出すのか、
 涙をふいている受刑者もいました。
 こどもたちの一番の楽しみは、受刑者がつくった
 あんこが入った大きなイナキビのおもち。
 その大きさと形から‘電灯の笠`
 と呼ばれていたといいます。
 甘いものが少なかった時代、
 子どもにとって、なによりのごちそうでした。
 今でも語り継がれている本当のお話です。
  (昭和10~20年ころ)           』

いい話でしょ?

実は、持ち上げてもOK!

めちゃくちゃリアルです。微妙にやわらかいし。粉っぽいあたりとかも。
・・・といっても本物を知っている人は数少ないのですが。

本物はね、以外やうまい。残念なことに出来立て限定ですけれど。

ねぇ、K学芸課長、本当に作って売っちゃえば?
「あれ、小隊長知らなかった?ゴールデンウイークに限定発売予定ですよ!」

・・・・知らなかった (-_-;) (実話です・・)
しかも、凝り性のK課長、本当に直径15センチで再現する気らしい。
「お菓子屋さん、けっこう大変らしいんですけどね!」 (なぜ、うれしそうなの?)

あまりの原材料の消費っぷりに販売価格すらまだ未定。
さて、幻のスイーツは本当に幻になってしまうのでしょうか。
その結果は、是非ゴールデンウイーク(5/2~5/4)にご来館の上、ご確認ください。