2010年4月30日金曜日

畑に還る日・・

「うぉーっ!押せ押せ!」
「はしれ!はしれ!」

外ごと隊が2年がかりでレストアした50年前のトラクター、FORDOSON DEXTA
畑に戻すべく準備が進んでいるんですが、エンジン余熱用ヒーターが調子悪い。
寒いこの時期は押しがけするか、(危険ですけど)坂道を転がしながらスターターを回してます。

で、この日も何とか無事にエンジン点火
畑起こし用の『プラウ』という農機具を接続することに。
農機具のスペシャリストでもある外ごと隊のKさん、専用のものではないのですが、なんとか利用できるようにしてくれました。

横で腕組みしてるのは、K学芸課長。
「直してくれたのはいいんだけど、何で真っ赤に塗っちゃったわけ?プラウ・・」

いや、やっぱりパワーアップパーツは『の・・』っていうか、赤いほうが3倍早く仕事ができるって言うか・・
「・・?、それとトラクターもプラウもあくまで資料ですからね、『道具』ではないのでよろしくね。」
・・・釘刺されましたねぇ、・・(-_-;)

取りあえず、合体!というか、装着完了。
上げたり下げたりも順調!

「小隊長、旨いこと繋がったんで行きましょうか、畑?」とKさん。
えっ、まだ心の準備ができてなかったんですが・・・

というわけでやってきたのは、第2駐車場にある体験農園。
今年は、トウキビを植える予定。
ゆっくりと畑に上ったFORDOSON、Kさんがレバーを入れるとプラウがざくっと畑を噛みました。
「行きますよ!」

「快調ですよーっ!」
見る間に畑が起こされていきます。
FORDOSONのエンジン音も特に変わることはありません。

あっという間に、畑起こし完了。
10m×20mくらいの小さな畑なのですが。

やっぱり、トラクターは畑が似合うよなあ・・・・

「小隊長、感動してますね?」
いつの間にか、(-_-;)は少し涙目になっていました。
確かにFORDOSONの復活には感動を覚えましたが、それだけじゃないやい!
その答えは写真の背景に!(後日に続く・・)