2008年11月20日木曜日

冬支度・・登り窯編

いよいよ寒くなってきました。
今年造った登り窯も冬囲いの作業をしています。
窯はレンガを積んで作ったのですが、入れをするたびに膨張、収縮を繰り返します。
すると細かいひびがたくさん出来てしまいます。
このひびに雨や雪が染み込んで冬の低温(網走だと-20℃前後まで下がります)で凍ってしまう。
水は凍ると膨張しますので一気にひびを拡げて窯の耐久力を失わせてしまうのです。
ということなので冬囲いもしっかり作ってくださいね。
『わかってるよ!ちゃんと水平取りながらやってるから!』
・・本格的です。
屋根の柱に更に冬囲い用の枠を取り付け、一箇所ずつ大きさをあわせて合板(いわゆるコンパネ)をネジ留めします。

一面ずつ、慎重に組み建てて・・・・
完成!
あとは、景観になじませることと防腐の意味も込めて少し濃い目に塗装するのみ。

後ろから見たところ。煙突カバーは製作作業中でした。
色を塗り終わったら、また報告します。
4月末まで、こういう理由で登り窯は見学できません。悪しからず。