2011年5月8日日曜日

幻の桜並木を歩いてみませんか?

明治24年(1891年)、網走から旭川をめざし、北海道集治監網走分監(網走刑務所の前身)の囚人たちを使って道路工事が行われました。
北海道中央道路と名付けられた道は、北海道開拓に大きな役割を果たしました。
その後、監獄敷地内の道路沿いに大正2年から二千本を超える桜の植樹が行われました。
現在、網走刑務所二見ヶ岡農場の敷地内に残る桜並木は、その数160本あまり。
当時の面影を伝える刑務所用地の桜並木を散策し、歴史を体感してください。
昨年まで『網走歴史の会』が主催していた事業を本年は、二見桜並木と古道をまもりそだてる会が引き継ぐ形で実施をいたします。
また当日は、『北海道千本桜運動』から寄贈いただいたエゾヤマザクラ苗木20本を含む桜苗木50本の補植作業を行いますのでお手伝いをしていただける方はお願いします。

1 『中央道路(古道)の桜並木を歩く会』
日時 平成23年5月14日(土曜日)  小雨決行です。
午前10:00 集合 二見ヶ岡小学校跡グラウンド (網走バス「二見ヶ岡会館入口」が目印) 
10:20 出発
11:00 桜並木到着 歴史の会会員、博物館網走監獄職員から桜並木と道路にまつわるお話をします。
11:30 並木にエゾヤマザクラの苗木を植樹します。
12:20 昼食 (並木付近で昼食をとります。各自にて準備してください。)
13:30 解散予定
● 参加申込み ??0152-45-2411 博物館網走監獄 管理係まで電話をしてください。
● 参加は無料ですが、昼食、飲み物、敷き物、雨具等は各自で準備してください。
● 刑務所用地内のため個人行動は禁止です。主催者側の指示に従ってください。
● 植樹に参加する方は長靴、軍手など作業ができる服装でお願いします。


今年度は、桜並木を同日午後2時間の限定ですが、網走刑務所の協力により一般公開をしていただけることになりましたので併せてお知らせいたします。

2 桜並木の公開
網走刑務所の協力により、5月14日午後、時間限定で桜並木への立入りが許可をいただきました。刑務所用地内ですので、ルールを守って桜を楽しみましょう。
公開日 平成23年5月14日(土) 1日のみの公開となります。
時 間 午後1時から午後3時まで。これ以外の時間は入口側が施錠されます。入口に係がいますので指示に 従ってください。
国道238号と道道網走端野線の交差点から徒歩で入ることができます。刑務所敷地内での喫煙、飲酒は禁止。
駐車場、トイレ、ごみ箱はありません。

1,2行事ともに 主催 二見桜並木と古道をまもりそだてる会
網走歴史の会、二見ヶ岡区会、網走監獄保存財団、博物館網走監獄友の会、網走刑務所職員有志
(事務局 博物館網走監獄内 電話0152-45-2411)