5/2、強い風が吹きました。
夕方、園地内の桜の枝が風に煽られて折れてしまいました。
博物館園地内には300本近い桜を植栽していますが、この桜は植えたものではありません。
開館前から生えていたサクラ。
28年前の開館間もない時期に、元の地主さんに話を聞いた覚えがあります。
その地主さん一家がこの土地に開拓入植に入ったころ、(今から50年以上前・・)すでにこの桜はあったそうです。
・・・博物館づくりの様子も全部見てたんだろうなあ・・
これは、2009年撮影。
これが昨年です。
桜の花が咲いている梢は一本だけでした。
…今回折れたのは、その枝です。
断面を見ると、中は腐朽が進み、まさに皮一枚でつながっていた状態だったのですね・・・
写真で見ても花芽が大きく膨らんでいるのがわかったので、枝を数本拾って事務所の花瓶に挿しておくことに・・
それから三日ほど過ぎました。
外の気温は5℃にも届かない日が続いたので事務所の中は暖房を入れていたのですが・・・
咲きました。
今年最初に見た桜の花だなあ・・・
まだ外の桜を片付ける気持ちにはなれないなあ・・