2011年5月31日火曜日

大植栽!

園地内の景観改修作業が始まったことを先日お伝えしましたが・・・
今年から取り掛かるのは、園地内各所に宿根草を用いたボーダーガーデンを数か所作りましょう!という作業。
基本、木と木の間は芝(牧草ですけどね・・)でも張っとけ!というのが今までの当館の環境づくりの基本。
これを春から秋まで次々と各所に花が咲き、しかもローメンテナンスで維持したい!ということで宿根草を植えることにしたのです。
しかし、博物館も入館者減少が続き、自主自立で運営をしている我々の財政状況もなかなか厳しいものがあります。
ということで、植え込む苗の購入、種類の選択、育て方はプロの指導を仰ぐことにしたのですが、植え床は自分たちで作ろう!ということになりました。
先日、お伝えしたのは、牧草と表土を剥がして黒土を足していたところです。
この上に腐葉土を更に敷き撹拌を一度しました。
因みに腐葉土も館内の落ち葉を集めて数年寝かせて作った自家製のものです!
黒土も、数年前に体験農園で使って少しくたびれていたものを再利用。
ここまでは材料費0(ゼロ)です!

今日、見に行ったら真っ白になっていました・・
土壌のphを計ったら5.0以下、ものすごく酸性なことが判明したので石灰をまいて中性にしているところ。


さらに肥料を散布。

使っているのは地元の養豚業者が作っている豚フンを加工した有機肥料です。
栄養はもちろん、土壌の排水性を高めたりする効果もあるものです。

こんな感じ。
そんなに匂いもありません。

こちらは、舎房の前です。この部分だけで200㎡・・
この春の作業では合計700㎡!の土壌改良作業を実施。
花苗は、5500株を使う予定です。
次は、花苗植付作業時にお伝えします。お楽しみに。