見逃した・・その2

外ごと隊のＫさんから、
「小隊長、今日中にヒマワリ、畑に鋤きこんじゃいますよ！」って言われていたんですが・・・
お昼過ぎに畑に行くと・・・既に畑起こし終了・・　(-_-;)　マニアイマセンデシタ・・

あとは春のお楽しみ・・

二見桜並木への移植作業、当初の予定より早く終了。
天気予報ではもっと雨や雪が降ることになっていたんですが・・・

作業に参加していただいた皆さん、お疲れ様でした。
最終的に移植できた桜は41本。残っていたのが125本ですから、これで桜並木は166本に！
・・・とはいえ、延長1200ｍですから、並木復元！というにはまだまだ先は長いですね。
来年の春、移植した桜が花を付けるかどうか、楽しみです。

見逃した・・・

二日ほど留守をしていたら・・　（仕事でですが・・　(-_-;)）
教誨堂前のイチョウ、散り始めていました。
一番きれいなときを今年は見逃してしまいました。
今週に入って一斉に館内、周囲の紅葉（黄葉）が進みました。
あっという間でしたね・・

そろそろ・・・

農園のヒマワリ、もう鋤きこまなきゃだめだな・・・という弱り方。
多分、今月中にはこのうえをトラクターで踏み潰してそのまま畑起こし･･ということになります。
もったいない・・とか可哀そうとか、言わないでくださいね。
このヒマワリはもともと緑肥用ですので・・

・・の中身は？

二見農場前に謎の青いテントが!?
・・・よく見たら端っこのほうから見えてる・・・

はい、ということで正解は大根デシタ。
その数なんと1200本。
10/24のＷＳで収穫を終えた大根、漬物にするために干しているのですが、網走は雪が降る！というぐらい天候が悪く・・
雨よけのカバーがはずせない日が続いています。

作業が始まりました。！

先日のブログでお伝えした桜並木の保全を目的とした移植が本格的に始まりました。
わかりますかね？
手前の添え木が付いた桜が今日、移植した桜。
後がもともとの並木の桜。
樹齢は、移植したものは30年前後、並木の桜は100年以上。

移植作業には、地元・二見ヶ岡地区の住民の方や網走歴史の会のメンバーも参加をしてくれました。
ちなみに青い雨具の背の大きい人、当財団の一番偉い人です。

来年からは、「二見ヶ岡中央道路サクラ並木保存会（仮称）」を立ち上げて維持活動を続けようか・・という方向も見えてきました。
移植した桜、来年の春は咲いてくれるかな？
楽しみが増えました。

ジャンプ！

10/23土曜日開催の『落ち葉のプール/どんぐり工作教室』の様子です。
地元のちびっ子、20人以上が集合。
Ｋ学芸課長が最初に声をかけました。
『いい？みんな、怪我しないようにきちんと一列に並んで飛び込んでね･･ああっ、飛んじゃった!?』・・・

我慢できなかったみたいですね、この後ほとんどの子どもが落ち葉まみれになって宝探しを楽しみ・・・

で、どんぐり工作教室。
今年は少し難易度の高い『どんぐりブランコ』。
見本を睨んでアイデアを練る子どもや・・・

お母さんと相談しながらどんぐりの帽子の色を決める子・・

『どんぐり塗ってたら指が青くなっちゃったよー』とかいってる子・・
・・・横のお母さんが凄い真剣なのにね　きっと後で怒られると思うよ(-_-;)・・・・
工作後、お父さん、お母さんも落ち葉まみれになって子どもたちと遊んでくれました。
・・・おい、気をつけろ！後ろに落ち葉を持ったヤツが近づいてる！

落ち葉のオフロー！とか言ってそうですよね。
和やかでいいイベントでした。

でも最後まで工作に集中して凄い作品を作った子もいたんですよ！
がんばったね！

今年は暖冬の影響で落ち葉の確保に四苦八苦しましたが、この笑顔を見てると来年もがんばろうかなぁと思ったおじさんたちではありました。
それでは最後に・・・・

女の子も・・
ジャーンプッ！

雪吊り・・

レンガ門の裏にあるチシマザクラ。
外ごと隊のＭさんが雪吊りをしてくれました。
背が低い樹なので雪の影響を受けやすいんですよね。
網走（北海道全域ですが・・）来週、火曜、水曜は雪の天気予報になりました。
もうそんなシーズンなんですよねえ・・・

HＰを一部更新しました。

ＨＰ内の『財団を紹介、情報公開』欄を更新しています。
地味なコーナーですが、私たち財団の現在をしっかり知っていただくためにとっても大事なコーナーです。

ちなみに理事長挨拶もしっかり読んでくださいね。力作ですので・・

幻を幻で終わらせたくない・・・

網走にもこんなにきれいな桜並木があります。
これは、昨年の開花期の様子。
本当にきれいでした。

ここ、『幻の桜並木』といわれています。
実は、この並木、網走刑務所の敷地内にあるので、そばによることが許されていないから、
桜の樹齢がいずれも百年を越え、いずれ寿命がつき、その姿を消してしまうから・・ということのようです。

そばで見ると一本一本は、こんな状況。
モノクロにしているので、ちょっと悲惨な感じを煽っているようですが、並木の延長が1200m、残っている桜は、あと125本だけ。桜の間隔はスカスカです。
何とか、その姿を残せないかと、思っている人達は多かったのですが、民間が簡単に手を出せる場所でもなく、
その規模も大きい。

しかし、この桜、大正2年に植えられた意味を考えると、博物館として何かできないかと考え、網走刑務所さんと交渉をしていたところ、このたび当館が並木の維持活動に協力をさせていただける運びとなったのです。
今年は、網走に刑務所が設置されてから120年目の節目の年でもあります。
桜並木に沿った道の草刈をしました。
幅3.6ｍ（2間）の道路が姿を現しました。
120年前の囚人たちが作った中央道路に繋がっていた道です。感慨深いものがありました。
本格的な移植作業は来週になりそうです。

以下、先日、報道機関に発表をしたプレスリリースを転載します。

（プレスリリース）

網走刑務所二見ヶ岡農場敷地内の『桜並木』保全への協力実施について

財団法人網走監獄保存財団は網走刑務所二見ヶ岡農場敷地内の桜並木保全事業としてエゾ山桜40本の植栽を実施いたします。並木は、北海道中央道路跡地を示す歴史的指標ですので博物館事業として保全に協力させていただくこととし、網走刑務所敷地内に植栽されている桜40本の移植をするものです。

桜並木は、明治24年（1890年）に完成した北海道中央道路に連結する刑務所用地内から網走湖北岸を通る道沿い（現・道道104号網走端野線）に植えられたものです。大正2年（1913年）、今から97年前、当時の網走監獄二見ケ岡支所長「千葉敬次郎」が道沿いに桜を植樹することに着手しました。この時点で、網走湖南岸に通行の容易な新道と鉄道が完成しており、多くの犠牲を払って開通した中央道路の交通量は激減、道は荒んでいたそうです。桜並木作りが何を目的としたものかは記録として残されていませんが、最終的に移植された総数は2,000本に達したといわれています。
桜の少ない道東地区において、当時その規模は最大とも言われ、地元住民にも『二見の桜並木』と親しまれていましたし、かつては刑務所内の行事として囚人たちに桜を楽しませたこともあります。
しかし昭和29年に端野嘉多山線が道道に認定後、再び交通量が増加、昭和31年より改良工事が始まり徐々に桜は伐採されることとなり、遂には昭和58年からの大規模な改良工事により、湖側の桜並木の大半が失われ刑務所敷地内の桜並木だけが残ることとなりました。

『二見の桜並木』は、単なる景観ではありません。120年前の網走監獄・網走刑務所設置の事由であった北海道中央道路の痕跡を伝える貴重な歴史指標といえるものです。5月に桜が咲くとき、10月に桜が紅葉するとき、一本の　桜色の、紅色の線となり、かつてそこに存在した道の存在を思い起こさせてくれます。しかし、100年以上の樹齢を数える桜（エゾヤマザクラ、チシマザクラ等）は樹勢が衰え倒木したものも多く、延長約1,200mの並木には現在125本の桜が残るのみです。並木がその姿を完全に失うことはそう遠い日ではない状況にあります。

当館は、網走監獄が設置され中央道路開削工事が行われてから120年を迎えた本年、桜並木の保全事業を実施します。植樹する桜は、網走刑務所設置100年の平成2年に当時の網走刑務所職員有志によって刑務所敷地内に記念植樹されたものを用いることといたしました。この桜は刑務所施設の改修に伴い今後、施設建設が予想される場所に植栽されたもので移植の必要があったものです。20年に亘り現在の刑務所職員の皆さんが育ててきた桜を並木の保全を目的とする移植に用いることで歴史的な連続性を持たせることができました。この場を借りまして網走刑務所に感謝の気持ちをお伝えしたいと存じます。

二見桜並木につきましては、今後は地域の皆様や、桜並木の重要さを訴え続けてこられた関係諸団体の皆様により『二見・中央道路桜並木保存会』といったような団体を組織していただき、末永く保全維持されるものとなり、私たちはそのお手伝いをさせていただければと考えております。

移植作業につきましては、現在、網走刑務所との日程調整を行っているところです。日程が確定しましたら再度連絡をさせていただきます。
先ずは　ご連絡まで。

平成22年10月20日
財団法人　網走監獄保存財団
博物館　網走監獄　館長
理事長　鈴木　雅宣

一安心・・・

園内、えらい勢いで落ち葉発生中・・・
ということで・・

落ち葉のプール、順調に水位（？）上昇中です。

畑起こし・・

外ごと隊のKさんとFORDSON、教誨堂裏の農場、畑起こし中でした。
今年は、トウキビを作った畑です。
50年以上前の道具ですが、あっという間に畑起こし終了。
トラクターは丈夫です！

改造・・・

駐車場のフェンスです。
一部改造してゲート取付。
実はこのゲート、去年までウサギ舎で使用していたものなんですが・・

2枚付いているので、開口は180cm。
何のため？
気になった方、こちらをご覧ください→『ニポポの森ブログ』

秋の色、濃くなってきました・・

レンガ門前のもみじ、今年はきれいです。
どんどん色が濃くなってきています。
一方・・

ヒマワリ畑も今年はいいなあ・・
とはいえ、今月中には畑に鋤き込まなくてはならないのですが・・・
少しもったいない感じですね。

ヒマワリの撮影中、雪虫の群れに遭遇しました。
そういう季節なんだなあ・・・

順調ですねぇ・・

大根畑です。
収穫まで残り一週間、若干生育不良気味の個所も何とか持ち直し青々と葉っぱが茂っています。

畑の後ろ側には、大根天日干し用の棚もくみ終わっていました。

作業は24日、日曜日に行われます。

覗いてみたら・・

看守長屋前の通称イベント広場。
再び大き目のテントが出現。しかもしっかりサイドシートを廻して中が見えない。

が、がまんできん!!

そーっと覗いて見たら・・・・

？中は合板のパネルで四角く枠組み・・・

もしや、これは?!

落ち葉のプール！

ということで去年の様子です。

今年は10月23日土曜日の午前中開催。

現在参加募集中。

お申し込みはお早めにお願いします。

間伐・・・

外ごと隊の秋の恒例行事になった園内樹木の間伐作業が始まっています。
館内のあちこちからエンジンソーの爆音が響いています。
敷地も広いし、外ごと隊のメンバーも限られているので毎年、今年はこっち側、みたいなゾーンわけをして作業をします。
ということで、今年は教誨堂脇から独居房付近、延びすぎて落雪や枝が折れてお客さんの支障になりそうなもの、
樹間が込みすぎて育ちが悪くなったりしているもの、建物に影響があるなどから伐採中。

写真、幹に鋸が入っているのはエゾ松です。（少し危ない位置にSさんがいますが、これは写真撮影用にポーズをとってもらったものです）
切り倒した跡、年輪を数えてみたら30数年のものが多かったです。
・・・そういえば、開館間もない時期、もう28年も前なんですが、自分たちで高さ180cmぐらいのエゾ松の苗木を植えたことを思い出しました。
そのころ、樹齢5、6年ぐらいだったと思えば計算も合います。
少し感慨深い気持ちになっていたら、外ごと隊のメンバーから
「植えた責任もあるんだから、間伐する樹は小隊長が決めなきゃダメだよ」と言われました。

少しやりにくいな・・と思いました。

冷たい雨・・・

10月に入ってから、すっきり晴れた日が少ない。
今日も雨、しかも寒い・・・まだ気温は10℃に届いていません。
この時期、北海道では『一日雨が降ると、気温が一度下がる』といいます。
あんまり寒いのは得意じゃありません・・・(-_-;)

古（いにしえ）の道・・・

網走市内某所・・・
120年前に赫い服に身を包み、鉄の鎖を付けられた男たちが作った道。

1年に２回、道沿いに植えられた桜が花を咲かせるとき、葉を赤く染めて散らすとき。
赤い線となってその存在を知らせている場所。
なんとか、この道を、桜を保存する術はないのか・・・

桜の状況の調査を行いました。
1200ｍの道沿いに残る桜、本数は１２５本。
いずれも樹齢は百年を越えたもの。

今、手を打たなければ、この桜が姿を消すことは間違いがないこと。
『幻の桜並木』を、幻で終わらせるわけにはいけませんよね。

きれいなんですが・・・

博物館園内、今年はものすごく紅葉がきれいです。
夏が暑いと、紅葉が鮮やかといわれていますがその通りの年だったようです。
しかし！
ニポポ像の後、キタコブシの樹、あらかた落葉・・・

10/23（土）人気の体験イベント『落ち葉のプール』、これは、葉っぱを確保するのが大変そうです・・(-_-;)

がらーんっ・・・

事務所裏の通称『階段花壇』です。
この間まではベゴニアが植えてあったんですが・・・
遂に片付け終了。
ここがカラフルな色になるのは来年5月のビオラの植え付けを待たなくてはならない・・・
もう、そんな季節なんですね。

撮影スポット その2

ヒマワリ撮影スポット。
畑に入りやすいようにスロープも設置。
当館の一番偉い人が畑を見に来て「畑に入った人が、傾斜を降りにくそうにしていた。階段作れないかな？」と、外ごと隊に指示。
それから僅か1時間でスロープ設置。
お客様に対する細かな心配り、偉い人から外ごと隊まで行き届いているじゃないですか！

・・ということで、撮影スポットこんな感じです。
看板下までは、板が敷いてあるので足元も汚れません。
・・やるな、外ごと隊・・

秋の陽・・・

歴史館前です。
カツラがすっかり黄葉。
気が付けば影がずいぶんと長く・・・
秋を感じます。

撮影スポット・・

園内のヒマワリ畑、咲きそろいました。
ということで・・・

撮影スポットの看板を設置しました。

きれいなのはここ一週間ぐらいだと思います。

力作！

駐車場ゲート脇、ちょっとおしゃれな表示が取り付け完了。
これがなんなのか？
後日、ニポ森ブログで説明いたします。

赤い実・・

なぜかは判らないのですが・・
館内、赤い実のなる樹は実り具合がよろしい。
ナナカマドは、びっちり。
これは、ズミ（サンナシ）、これも多め。
ヤマブドウや、コクワなど『赤』以外のものは実っていません。
なぜなんでしょう。

フェイク・・・

先日行われた映画撮影ネタです・・・
（すいません、今日は一日雨が続いて予定していたネタの写真が撮れず・・(-_-;)　）

注目していただきたいのは看板です。
しっくり馴染んだ「北海道集治監釧路分監」の文字。
・・本当は、ここは「釧路地方裁判所　網走支部」なんですが・・・

一方こちらは「北海道集治監網走分監」　（またまたすいません、逆光で読みにくいかな・・）
本来は、「網走刑務所通用門」。

映画の美術スタッフさんが付けた看板。
取り付けられていたのはほんの半日ほど。
映画では共に1シーンずつしか登場しないと思います。
もったいないなあ、もらって置けばよかった・・・