2009年9月5日土曜日

ミーティング

「小隊長!その後資料館リニューアルの作業進んでるんすかぁ?」
あ、売店のK。着々と進んでるよ。8月の末にも展示業者さんとのミーティングがあってさぁ・・
「あなた、またわけのわからんこと言い出して皆さんに迷惑かけてないでしょうねぇ?」
うーん、ちょっとね。俺の考えとは方向性が違うかも・・・
「今回の展示のメインは、開拓の森・体感劇場でしょ。1/1刑務所ではないってみんな言ってますよぉ。」
そのへんなんだよなぁ・・、俺的には1/1が時代かと思ってたのよ・・ ということで、ミーティングテーブルの中央に鎮座ましますのは、体感劇場の構造をわかりやすく伝えるための模型デシタ。
これは、これで多層構造の紗幕をスクリーンとし、9台のプロジェクターを使って120年前の道路工事現場に見るものをいざなってしまうと言う もの凄い立体映像システムで、国内初の試み。
今回の展示改装予算の三分の一は、このシステムに費やすのだけれど・・・・

「だ・け・れ・ど じゃないでしょ!集中しなさいよ!そこのところに!」

いや、1/1現代の刑務所再現だって、国内ではここだけのスケール感
最新の刑務所内をそのまま切り取ってそこに持ってきたようなリアルさ!
単独室(独房のこと)4室、共同室(雑居房)1室は、実際にそこで生活しているにおいするら感じさせる再現になるのだ!

「・・・臭いは、ないんじゃないですか・・気持ち悪いし・・・それに1/1って付けるのやめなさいよ・・」

この間の打ち合わせでも、その部屋にどんな人が生活しているか、ストーリーを設定して展示を組み立てる!(つもり)って言ってたぞ!俺は、そういう裏設定じみた話が大好きなんだよぉ・・

「あんまり、おかしなことばっかり言って展示屋さんに迷惑かけるようなことしたら、うちの偉い人に言って今回のチームから、あんたのこと外しますよ・・」
あっ、ごめんなさい。言うこと聞くから、おとなしくするからこの仕事からは外さないでぇ!

近々に、このリニューアルのお知らせだけ独立させようと思ってるんですけど、こんな内容じゃダメ?・・(-_-;)