「農園作業の展示準備」
現在博物館は休館中なのですが、私たち職員は普段通り仕事をしています。開館した時に、いつもの監獄博物館の状態にするためにたくさん準備があります。
今日は、春の季節に行う展示作業について紹介します。
網走刑務所は日本一の耕作面積を有する農園刑務所です。それは明治29年から現在まで変わっていません。網走刑務所二見ケ岡農場の受刑者は、農作業に和牛の飼育と毎日作業にいそしんでいます。そんな様子を博物館でも野外展示で演出しています。春から秋まで皆様にご覧頂いている農園作業の展示人形を冬が来る前にしまっていますので、今日その人形たちと農耕馬を学芸員と管理チームで展示しました。お馬さんのバランスを取るのに大変苦労しましたがなんとか上手く展示できました。5月には、この囚人人形の前に緑肥ひまわりの種を播きます。7月にはひまわり畑の中のリアルナ人形が皆様の目を楽しませてくれるはずです。是非、コロナウイルスが終息した際いには博物館に来て確かめて下さい。