監獄歴史館の体験コーナーです。
ここでは、明治時代の囚人服を着て記念写真が撮れる。
そのためにレンタル囚人服があります。無料です。
当時の囚人服、なるべくリアルに!でも低価格に!
ということで、色目と素材感が近そうな生地を探し出して、地元の主婦の皆さんに一着ずつ手縫いで作ってもらったものです。
なかなかに着心地もよいのですよ。
おみやげで売ろうか?と考えたこともありましたね。
なぜ、最先端のICT実証実験「オホーツクみちびきプロジェクト」の話をするのに、囚人服の話なのか?
んふふふ・・
今回の実証実験、とても貴重な最先端技術の機器を参加者に貸し出します。
絶対に紛失できない!そうです・・
参加者をなるべく見失いたくない・・
どうすれば?
そうだ!
囚人服を着てもらえば!
何せ、このオレンジ色(正しくは柿色です)を選んだのは、逃げた時に目立つように!
というもの。
これを着てもらえば広い館内でも参加者を見つけやすい!
という方向になってきたので、資料担当のK学芸課長に相談しました。
(-_-;) 「ねえ、囚人服20着ぐらいあったよね?あれ、10月の実証実験で使いたいんだけど・・」
K「ええっ!意外と消耗激しくて、あと10着しかないですよ!」
(-_-;) 「何とか、10月までにあと、10着よろしく!」
K「予算無いですよ!去年の冬に、人形も結構壊れたから修理しちゃったし!」
と、かなりのピンチだったんですが、何とか予備の生地も見つかり、間に合いそうです。
現在、地元主婦の皆さんによる監獄応援団チームがチクチクと一着ずつ手縫い開始。
間に合うかな?間に合わせて!