2009年7月20日月曜日

収蔵庫より

8月1日から始まる、特物展「働く馬と人」- 人畜力時代の馬具造材道具展 - の準備も大詰めです。

現在行われている、刑務作業製品展示即売会に関連する展示会になります。

網走刑務所では、日本一広い面積の畑や多くの山林を所有していました。大正時代から昭和初期、広大な畑での農作業、厳しい冬の造材作業、当時の刑務作業を支えていたのは馬と道具でした。

冬の刑務作業

造材道具

当時、網走刑務所では新しい技術・道具を積極的に採用していました。

網走監獄の紋章が入った鞍

バンドリは馬の背中を荷物から保護するものです

この展示会では、当時作業現場で利用されていた最新の道具、作業風景の写真を展示し、当時の刑務作業をご紹介するものです。

本日は、収蔵庫より出番を待つ資料をご紹介させていただきました。