2008年12月31日水曜日

雪で始まり・・・雪で終わる・・

年の瀬になると、今年は○○ではじまり、○○で終わった一年だったなーっとか言いますよねぇ。
うちの班(外ごと隊)は、雪で始まり、雪で終わった一年だなーってえのが殆ど。


で、写真は『一年を雪で終わろうとしている外ごと隊』ですね。
明日(元日)の朝が、除雪で始まらないように祈ってるんですが・・・・(-_-;)だめそう・・・

2008年12月30日火曜日

限定販売中です!!

チョリーッス!売店バイトリーダー、丸池五久朗こと自称『マル獄くん』っす。
今日は、博物館直営ミュージアムショップからのお知らせっす。
今年も年末年始のみの期間限定、網走刑務所製『ニポポ人形』の販売が始まってるっす。

大きさは20cm、15cm、12cm、9cmの4種類、価格はそれぞれ¥2700、¥1100、¥900、¥700っす。

かわいいっしょ?どうっすか~?じーっと見つめてごらーん。ほーらっ欲しくなってきたっしょ?

他には、網走といえば『流氷』、お菓子は『流氷飴』っすよ。
そういえば、ブログを書いてる小隊長って言う人はこどもん時、流氷は全部流氷飴で甘いと思ってたらしいっすよ。
ニポポと流氷飴は、大人の事情で当店では1月中旬くらいまでの季節限定販売品。
お正月に遊びに来てくれたら、お店で俺が待ってるッすよ。俺、年末年始も無休っすよ。

限定っていえば、この囚人服ストラップ。地元網走の人が一つずつ手縫いで作ってくれてるッす。
もちろん、当館のみの限定販売品。人気で生産が追いつかないらしいっすよ。
見付けたもん勝ちっす。

販売促進用ポスターに出てるのは俺のマブダチっす。勤務は舎房第五舎っす。よろしく。
もちろん『マル獄』グッズも取り揃えてるっすよ!

2008年12月29日月曜日

ぺったーん!ぺったーん!

12月27日に行った『季節の行事・お餅搗き』の様子です。
本来、看守長屋前の屋外で実施予定のイベントだったのですが、低気圧の接近により会場を変更。
記念館実習室での開催になりました。
(最終的に、この日は天気が崩れなかったんですが・・)

25人が参加してくれました。餅つき初体験の方もいる一方、謎なほど技術に長けた方もいらっしゃったり・・

この日用意したもち米は40キロ!14臼、搗きました。ふぅ(-_-;)

搗いたお餅は鏡餅や板餅、豆餅など作りました。

出来上がったお餅は、皆さんに持ち帰ってもらいました。
参加した皆さんが良いお年を迎えることを祈ります。

2008年12月28日日曜日

門松

植木屋さんの和楽造園の社長さんが、レンガ門前で作業中です。
門松設置、今年ももうそんな時期になってたんですねぇ。
折角の機会なので、作業工程を見せてもらいました。

①実は、北海道でも寒い地方では門松作りに『雪』が絶対に必要。
今回も積雪と気温低下を睨んでこの日の作業になりました。
竹と松を筵で巻かずに雪を固めたものに立てる為です。


②杉の皮を円筒状に立てて中に雪を搗き固めます。

③荒縄を胴に三段で巻きつけていきます。
これは、下から七巻き、五巻き、三巻きと決まっているそう。

④そして中に竹を立てます。
竹は、北海道には自生していないのでこんなに太い竹を見るのはこの時期だけ。

⑤三本の太い竹を立て、後ろに葉の付いた竹を飾り付けます。

⑥飾り縄を取り付けます。
職人の技って感じですね。実は、この時気温はマイナス8度前後。軍手一枚じゃ相当寒いはずです。

⑦飾り縄完成!本当は右左同時に作るほうが効率が良いそうなのですが、この撮影の為に一気に左側を仕上げてもらいました。ありがとうございます。

⑧竹の周りに松の枝を飾り付けます。これで片側が完成。凡そ1時間の作業でした。

⑨左右完成したところです。
30日に注連飾りを取り付けて完成ですね。

2008年12月27日土曜日

餅つき会場変更のお知らせ

急なおしらせです。
本日、午前10時から実施の『お餅搗き』
昨日からの悪天候、回復の見込みが薄いことから、
当初、看守長屋前で実施を予定していたのですが、
会場を、博物館網走監獄・愛郷記念館実習室に変更いたします。
天気がよければ、屋外でお餅搗きができたんですがねぇ。残念(-_-;)

2008年12月26日金曜日

お餅搗きの・・

外ごと隊、工房の中で臼と杵を洗ってます
27日の看守長屋行事『正月準備・お餅搗き』の準備ですね。
何日も前から臼と杵を水に浸してました。
いよいよイベントも明日になり最後の仕上げです。
天気がよければいいのですが・・(予報は雪なんですよね・・)



2008年12月25日木曜日

試運転!

定期点検中だったKBR100が昨日、納車。
早速、試運転を兼ねて除雪作業に!

豪快に雪をふっ飛ばします!
さすが130馬力!
昭和63年製ですから、乗用車でいえば20年落ちなんですが、この手の道具じゃまだまだ現役バリバリ・・
四駆を越えた六輪駆動、6WDですぜ!
はたらく車マニアには堪らんですねぇ・・
1mくらいの積雪は、ものともしません。
お陰で簡単に休館できなくなりましたが・・・(-_-;)

暖冬気味な今年、数日前までほぼ積雪0cmだったのですが・・
無事にホワイトクリスマスになりました。

2008年12月24日水曜日

舎房腐朽対策、間も無く終了・・


12月初めから行われていた舎房腐朽対策工事、どうやら終了間際。
長年風雨に晒されて磨り減った羽目板を交換、土台周りの腐食した材を交換補強。
写真は、舎房の一番端の部分ですが出入り口に付けられた子屋根も腐食がひどかったので新しい材に替えています。
例の風覆いの中では、こんな形で作業をしていたんですね。
狭くて大変だったと思います。
大工さん、どうもお疲れ様でした。
今回の舎房第二舎改修でこの建物の腐朽対策は終了となります。
五年がかりの仕事でした。ふぅ・・・(-_-;)

2008年12月23日火曜日

来年分ですが・・・

登り窯の脇で、外ごと隊のKさんが薪割中。
『ニポ森』の風倒木や、園内の間伐した樹木が材料。


さすがは名人!気持ちよくスパンスパンと割れていきます!!
来年のレンガ造りの燃料造りです。

2008年12月22日月曜日

まっすぐに生きてます・・

監獄日誌ブログをご覧の皆様、こんにちわ。
わたくし、博物館の中にある〒ポストでございます。

同型の〒ポストが街角から姿を消しつつありますが、私、昭和38年生まれの45歳。

いまだ、一日一回の取集を受けている現役のポストでございます。

ただし、弱点が一つ。
ここ、地盤が悪くて凍上(地面が凍り浮き上がること)が進むと傾いちゃうんだよなあ・・・
倒れることはありませんけどね。だいじょぶかな、今年の冬は・・(写真は今年3月の最大斜度記録時)

2008年12月21日日曜日

監獄だけど・・X'mas?

駐車場入口に置いた再現哨舎。
外ごと隊のSさん、Kさんが何やら作業中です。

それでは・・・・・点灯!


今年も、こんなシーズンになってたのですねぇ。
駐車場前の松の木をツリーに見立ててのイルミネーション。
今年からバージョンアップで哨舎にも飾りつけ。
ピンクのあかりが少し怪しく輝いています。
時間は午後4時から7時ぐらいまで。
2月末ごろまで点灯する予定です。

2008年12月20日土曜日

甘酒サービス始まってます・・(-_-;)

TOPページでもお知らせしていますが、毎年恒例の『甘酒サービス』12/1から始めています。
会場は、復原庁舎内。
もちろん、無料、飲み放題(?)です。
ただし、北海道の甘酒は酒かすが原料ですので、体質によってはアルコール飲酒反応が出る方もいらっしゃるようです。
お車を運転される方は御注意願います。
3月末まで実施いたします。

2008年12月19日金曜日

冬支度・・スタンプはどこ!?

当館内には5台の記念スタンプがあるのですが・・・
『舎房』と『教誨堂』のスタンプは、このシーズンは建物内にはありません。
どこに行ったかと言うと・・・
はい、ここにありました。
『庁舎』内の面会所そばに集めてあります。


左から『舎房』、『庁舎』、『教誨堂』ですね。
実は、舎房と教誨堂には暖房が無く、スタンプの写りが極端に悪化します。(-15度くらいにはなるし・・)
そこで、このシーズンのみ暖房のある庁舎にスタンプ台がお引越し!
春まではそういうことなのでよろしくです。

2008年12月18日木曜日

撒く男・・・

K君が不審な笑みを浮かべながら、なにやら園路に撒き散らし歩いています。

K、一体、君は何を仕掛けようとしているんだ・・・
『何、いってんすかあ。滑り止めですよぉ』

正体はコレ!
北海道民にはおなじみの『ビリ砂利』です。
大きさ2~5ミリぐらいにまで小さく砕いた、色が黒目の砕石ですね。
滑り止めとしても有効ですし、日中太陽の光が当たると融雪効果もあります。
融雪剤と違って環境に与える負荷も小さい。
難点は春になってから集めるのが大変なことですかね。
博物館では、一シーズンにトン単位でビリ砂利を使います。
シーズン前にダンプカー一杯ぐらいを購入。 雪の多い年は使い切ってしまいます。
さて、今年はどれぐらい撒くことになるのか?

2008年12月17日水曜日

謎の文様・・・

ある朝、入口前の池の水面(半分凍ってますが・)に謎の文様が浮かび上がりました。

正体はちょっとした天気のいたずら。
池の水面に雪が降り積もり半分凍りかけていたところに、鏡橋のトラスが影を落とし、陰になっていた部分だけ陽射しが当たっても雪が溶けずに模様を描いたようで・・・。(わかりづらい説明か?(-_-;) )
このあと、日差しが強くなったとたんに模様は姿を消してしまいました。

2008年12月16日火曜日

年末・年始の開館状況について

この年末、年始もいつもどおりの通常開館をします。休館日、開館時間短縮ありません
開館時館は 午前9時、閉館は午後5時。最終入館は閉館1時間前程度でお願いします。
ただし、冬期間閉鎖となっている施設が一部ありますので御了承ください。
博物館館内では、網走刑務所二見農場旧建築物群及び二見湖畔神社、登り窯11月21日から2009年4月20日まで閉鎖中です。
また周辺施設では、食堂12月1日から2009年1月17日まで。出口側の産業物産館(テナント売店)は12月16日から2009年1月15日までお休みです。
飲食物の提供はできませんが、食堂建物を無料休憩所として開放しています。セルフサービスになりますが暖かいおのポットも準備しております。
食堂建物内のコインロッカーも開館時館内は使用できます。
産業物産館に設置したトイレは御利用できます。第2駐車場側裏口を開けています。
館内(復原庁舎内)のミュージアムショップは通常通り営業しています。(書籍、刑務所作業製品、一部雑貨・菓子類)

この期間内、物産館テナント売店にて取り扱っている商品についてのお問合せは、それぞれの店舗まで直接お願いします。
①吉村みやげ店 0152-43-5903(雑貨・お菓子)
②網走観光サービス㈱ 0152-44-6205(雑貨・お菓子)
③さわむら海産物店 0152-45-2850(お菓子・海産物)

2008年12月15日月曜日

池の修理と模様替え・・・

12月に入ると入館状況もひと段落。
ところが施設管理部門は、このあたりからが忙しい!!
オフ期間にあちこちで施設補修の工事を済ませたいので・・・
今日は・・・・・水門の池に造園業者さんが来ています。
池の耐水ビニールの上に平らな石を敷き詰めることになりました。
大雨などで、ビニールが浮き上がる癖がついてしまったため、重石代わりにしようというアイデア。

しかも底のビニールがお客様の目に触れなくなり景観上も格好が良いです。
自然石を使うことで水中のバクテリアの活動も良くなり浄水効果も見込めます。
庭師さんは、手馴れた作業で約半日でこの作業を終わらせてくれました。
うまくいったかは、来年、再注水してみないとわかりませんが・・・
これで、また一つ景観が見やすくなったと思います。

2008年12月14日日曜日

舎房の工事、本格的に着手!

舎房の腐朽対策工事が始まることは以前お伝えしたとおりです。
地元新聞(網走タイムズ・12/9)にも取り上げてもらいました。ありがとうございます。

現場を覗きに行くと羽目板を外して内部の普及状況を検めている作業中。

見てください!
間柱の何本かは、製材されていません。(四面を面取りして角材にしていない)
剥き丸太を二面だけ面取りをして強引に突っ込んでいるのですね。
荒々しさがいかにも『監獄』の建物って感じであります。

ゴツイッス(-_-;)

2008年12月13日土曜日

初出動!

暖気が続き一旦きれいになくなっていた雪。
油断してましたね。目が覚めると降雪10cm。
前回は小型のバケット車で間に合った館内除雪も当然追いつかず・・・

小型ロータリー除雪機『スノーファイター』今シーズン初出動!
(勇ましい名前でしょ。製造はF1撤退で話題になったあのメーカー・・)

20馬力、1m幅で雪をふっ飛ばします! さすが業務用です。
操縦は外ごと隊Kさん、メンテナンスも担当です。
ものすごく調子がいいといってました。 (実はこの撮影の時にはちょっとした手違いもあったのですが・・)
もっと雪が降ると、園路用にはもっと凄い奴が控えてます。
現在整備中ですので、出番が来たらブログで紹介します。

で、駐車場に来て見ました。
『ニポ森』も真っ白に雪化粧。感動的にきれいです。
しかし、この面積をどうやって除雪するのかというと・・・・

大型のバケット車が!
駐車場は、外部業者に委託しています。
さすがに、このクラスの重機は所有できません。
夏場使いよう無いですし、園路を除雪するにはデカ過ぎます。
こちらも今回が初出動になりました。
今シーズンは何回お願いすることになるかなあ・・


2008年12月12日金曜日

『サンゴ草』の看板が地元紙で・・・

11月末、設置に協力をさせていただいた公共看板について地元フリーペーパーで取り上げていただけました。
記事は、こちらから。http://denshobato.com/cgi-bin/news/2008/0812/081210/08121008.html

ありがとうございました。

2008年12月11日木曜日

ウサギは・・・

『ウサギネタ』最近、載らないですよね?と聞かれることもあります・・・

『ちゃんといるピョン』・・なんですが・・・
最近のウサギ舎の様子です。
飼育用のゲージが増えたのと、扉が閉め切ったままなところと・・・

原因は、雪の上に残されたこの足跡。
写真の中央から右上方向にまっすぐ伸びた小さい足跡・・・


館内にキタキツネが出没するようになりました。
ここまでで犠牲になったウサギは十数羽。
フェンスや小屋にいろいろな仕掛けをしたのですが、どれも数日で突破されてしまい・・・

ケージの中が一番安全です。
狭くて可哀想ですが、キツネ対策だけでもなく・・・
♂♀もわけてます。油断すると増えちゃいますから。ウサギ。
日中で職員が見ているとき以外はなるべく出さないようにしてます。

来春までには対策を講じたいです。