植木屋さんの和楽造園の社長さんが、レンガ門前で作業中です。
門松設置、今年ももうそんな時期になってたんですねぇ。
折角の機会なので、作業工程を見せてもらいました。
①実は、北海道でも寒い地方では門松作りに『雪』が絶対に必要。
今回も積雪と気温低下を睨んでこの日の作業になりました。
竹と松を筵で巻かずに雪を固めたものに立てる為です。
②杉の皮を円筒状に立てて中に雪を搗き固めます。
③荒縄を胴に三段で巻きつけていきます。
これは、下から七巻き、五巻き、三巻きと決まっているそう。
④そして中に竹を立てます。
竹は、北海道には自生していないのでこんなに太い竹を見るのはこの時期だけ。
⑤三本の太い竹を立て、後ろに葉の付いた竹を飾り付けます。
⑥飾り縄を取り付けます。
職人の技って感じですね。実は、この時気温はマイナス8度前後。軍手一枚じゃ相当寒いはずです。
⑦飾り縄完成!本当は右左同時に作るほうが効率が良いそうなのですが、この撮影の為に一気に左側を仕上げてもらいました。ありがとうございます。
⑧竹の周りに松の枝を飾り付けます。これで片側が完成。凡そ1時間の作業でした。
⑨左右完成したところです。
30日に注連飾りを取り付けて完成ですね。