2008年7月1日火曜日

「もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ」を紹介

単行本になっていたのですね。






同タイトルの連載が週刊ポストに載り始めたのが去年の今時期くらいでしょうか。
修学旅行で訪れた国内の有名観光地(作中では大観光地)をもう一回大人の目で見てみようと言う企画。まさにオヤジ世代のハート狙い撃ちな連載だった。関西編とか楽しめましたもん。

中途半端にゆったり大人旅とかしないで団体観光ノリでオヤジ3人でせかせか見て廻る(腰痛とかに耐えながら・・)のが楽しそうで・・最近は家族旅行か出張だけですからね、旅行って。北海道にも来るかなあとは思っていたが、うち(博物館)には来ないだろうと決め込んでた。著者の北尾氏の年齢(ほぼ同世代です)から逆算しても氏の修学旅行実体験時には開館していなかった施設だし、ここ。網走に来ても「本物」(刑務所)の前で記念撮影くらいだろうとかね。

館の広報担当から「こんな取材が来るそうです」と言う連絡文書が回ってきたときは、へーっと思いました。と同時に一抹の不安。できあがると割と面白(キワモノ扱いですね・・)系観光施設扱いで終わることが多くて。特に真剣に取材対応したときに限って・・・。

当日は、「自分たちで勝手に見ていくので職員の方が付いてこなくてもいいです」と言うことでした。さあ、どんな評価なのかと発売日楽しみにして、買いに行きましたもの、週刊ポスト。(いつもは、食堂の棚のか立ち読みオンリーで・・・)、すると、これが・・・・中々に高評価で、ほんとにありがとうございますって感じでした。

人形の目が死んでないとかね、施設作る側としては、こういうところを見てもらえるとうれしいんですよ。(だからキワモノ扱いされるのか・・)



連載時に、殆ど読んでいたつもりだったんですが結構見落としありましたね。
読み直してみて私的には東京編とか良かったです。年1回以上は行ってるんですけど、ほんとに修学旅行以来、東京観光ってしたことないし。大人眼でもう1回、観光地見直してみるって楽しそうです。

ちゅうか楽しんでもらえる施設作りしなきゃなってもう1回思い直した本でした。普段仕事は楽しんじゃってるんですけど・・・
北尾さん、ありがとうございました。