2020年5月2日土曜日

博物館のお仕事

「支障木の伐採」

開館から37年、年中無休で開館し続けてきた博物館ですが、このコロナウイルスの影響で4/18日より臨時休館を余儀なくされています。しかし休館中も仕事は沢山あります。開館当時に植えた樹木、例えばもうすぐ咲きそうな桜は、私達の心を和ませてくれますが一方では大木になり重要文化財建造物に支障をきたす状態になっているものもあります。木造建造物の周りは出来る限り空間を設け、火災のリスクを減らすように日々心掛けています。そういう訳で、今日は開館当初からお世話になっている造園会社の職人さんに依頼し館内の支障木を伐採しました。大きな重機クレーンやユニットを自在に駆使し、次々と巨木に挑む様子は、まさに職人技でした。当館は野外博物館ですので館内の環境、景観造りも力を入れています。休館中ですが博物館の様子を紹介します。
浴場と五舎房周辺の白樺を伐採しました。