網走の『隠れた』桜の名所、二見ヶ岡の桜並木。
『幻』とか『隠れた・・』という表現になってしまうのは、ここが網走刑務所の敷地内であり通常、立ち入りが許可されない場所のため。
先日、きちんと網走刑務所の許可を得て、そばに行くことができました。
桜並木の脇には、植樹された松が並んでいます。
その間は・・・
そう、ここが百二十年前に当時の網走に送り込まれた囚人たちが作った『北海道中央道路』の跡なんです。
6月末に実施予定の当館友の会のバスツアーで、ここに近づくことができるか確認に来ました。
結論、バスじゃ無理・・ (-_-;) あきらめてね、K課長。
大正2年に植樹されたエゾヤマザクラ。
道路の痕跡を残しておくためとも、工事で亡くなった人たちの鎮魂のためとも言われていますが・・・
いずれにしても、かなり樹勢は弱り始めています。
なにか動かなくてはいけない時期だと思っています。