当館のニポポ像、愛称『ニポポの女神』(命名:網走ニポポ倶楽部)の修復作業が始まりました。
女神、今年で18才のうら若き乙女。
実は、白いヘルメットの職人さんが乙女を創った左官職人さん、『女神の父』なんですねえ。
「おお、これぐらいだったらきれいに治るよ」と作業開始。
剥がれかけたモルタルはすべて剥がし取り・・
ヒビ部分はコーキングをした上に補強ネットを貼っていきます。
最後はモルタルで仕上げていきます。
曲面が多い形なんですが、いろいろな鏝(こて)を使い分けながら・・
世界よ、これが日本の職人だ!っと言ってやりたい。
この後、数日モルタルを乾燥させてから、顔料を混ぜた着色モルタルで表面に木目を描くそうです。
完成が楽しみですね!