2008年10月16日木曜日

庁舎の柱・・・

「いやあ、小隊長。庁舎の柱、予想以上に酷いことになってたわ!」
営繕のW棟梁に連絡を受けて工房に見に行くと・・・・・
うわっ、完全に空洞ですね、これ。
ちなみにこの部材の年輪を。六寸角(凡そ18センチ角)で、芯を外してます。
どれだけ太い木から挽き出したんでしょうか。恐るべし、明治末期の網走監獄施設造営。

今回、修理に使う材は、一本物から挽き出すと予算も足りないし、乾燥材も手に入らない・・・
集成材を使用することにしました。同じ寸法に合わせて・・・・


同じ場所にはめ込みました。
あとは、接着剤が乾いたらペンキで塗装して終了。棟梁このあともよろしくです。

「はい、はい・・・」