2016年7月12日火曜日

2016年度の博物館網走監獄開館記念行事として網走市民無料入館日を設定することについて


 博物館網走監獄が昭和58(1983)年7月6日に開館してから33回目の夏を迎えようとしています。
今日まで自主自立の運営を続けてこられたのも、地元網走市民の皆様の応援あったからこそと深く感謝を申し上げる次第です。
本年2月には、博物館開設時からの宿願でありました旧網走監獄・旧網走刑務所建造物が遂に国指定重要文化財となりました。
開館記念日を迎えるにあたり、開館当初の原点に立ち返り地域の皆様への感謝をさせていただく機会としたく、今年も網走市民の無料入館日(7月16日)を設定させていただきます。
数年前から取り組んでいる博物館園地内の環境再整備事業も形を見せ始め、数多くの宿根草の花々が施設内のあちこちで咲いています。
ぜひ、この機会に市民の皆様にも毎年少しずつではありますが現在も成長を続けている当館の姿を、国重要文化財(建造物)に指定された旧網走監獄・旧網走刑務所建造物の迫力を、網走市民が守り続けてきた宝が国民共有の宝となったことを、今一度再確認していただければと思います。
今後も貴重な網走監獄建造物の保存公開を通じて、網走刑務所(監獄)が北海道開拓に果たした功績を伝え続けてまいる所存です。

平成28年7月6日
公益財団法人 網走監獄保存財団
代表理事 理事長 鈴木 雅宣

博物館 網走監獄       
館長 角 幸博(北大名誉教授) 

今回、ご連絡申し上げた行事詳細は下記の通りとなります。

  • 平成28年7月16日(土曜日)に行う行事について
  •  網走市民無料入館

当日は、網走市民入館無料といたします。入館時に窓口にて網走市内に住居があることを証明するもの(運転免許証、保険証等)をご提示いただき入館料を無料で取り扱うものです。