2016年9月30日金曜日

「監獄食堂」営業終了

1983年の開館後、間もない時期から食堂、無料休憩所として使っていた建物での「監獄食堂」の営業を本日9月30日で終了しました。
木造の建物だったのですが、博物館を運営している財団の財政基盤が安定していなかった時期に建築されたこともあり、見地からの時間経過に伴う老朽化も進み、現在の安全基準を充たすこともできなくなってきたために建て直しをすることになりました。
しばらくお休みをすることになるのでご迷惑をおかけしますが、10月1日から10月20日まで期間限定で博物館網走監獄館内に移築保存している「旧網走刑務所二見刑務支所(二見ケ岡農場)」【重要文化財(建造物)】内の食堂棟を使って、監獄食(A:サンマ、Bホッケ)、監獄カレー、ホットコーヒーなどに限定されたメニューになりますが提供をします。

これが新しい建物の完成予想図です。少し席数が増える計画です。
来年2月を目途に新しい建物での「監獄食堂」の営業を再開する予定です。よろしくお願いいたします。

2016年9月19日月曜日

秋の七草

秋の七草を展示しました。


秋の七草って知っていますか?
因みに「お好きな服は」と覚えると花の名前を覚えることができますよ。

  1. おみなえし
  2. すすき
  3. ききょう
  4. なでしこ
  5. フジバカマ
  6. くず
  7. はぎ
の七種類です。
お月見は、団子だけでなく秋の花も観賞してみてはどうですか?  

2016年9月18日日曜日

収穫祭無事終了

この神輿は、網走刑務所の神輿です。


富山刑務所で受刑者が刑務作業で作った神輿です。
網走神輿保存会と全道の祭り好きな神輿会の人たち総勢50名が参加してくれました。
威勢よく、餅まきを行い獅子舞と天狗も登場しました。博物館での迫力ある神輿担ぎに 来館者も楽しんでいました。

2016年9月11日日曜日

いなきびの脱穀

ようやく晴れた日曜日。5月から育てた、いなきびが収穫の時を迎えました 。
農園体験の参加者18名と刈り取ったいなきびを足踏み脱穀機で脱穀の作業をしました。
大正時代に使用されていた足踏み脱穀機を見るのも触るのも初めての人ばかり。
空回りでなかなか上手に回せません。
子供たちも悪戦苦闘でなんとか挑戦していたその時、マレーシアからの見学者9名が What? と話しかけてきたのです 。
片言の英語で「いなきびの脱穀をしている」と話すと自分たちもやりたいと言ってきましたので足踏み脱穀機を体験していただきました。
足踏み脱穀機が現在の日本の農業技術と勘違いされては困りますから、「これは、いまから90年前の道具・方法を用いて収穫を体験するイベントであって現在の日本の農業の姿ではありません。」と片言の英語で説明しました。キチンと伝わっていればいいのですが・・・

思わぬ参加者に子供たちも目が釘付けでした。

2016年9月4日日曜日

二見湖畔神社収穫祭

今年も博物館網走監獄二見湖畔神社収穫祭の季節が近づいてきました。
重要文化財に指定された旧網走刑務所二見刑務支所建造物のそばに農作物の豊穣を祈り設置されていた湖畔神社の小さなお社を博物館園地内に再現したことから始めたお祭りです。
今回は9月18日(日曜日)、19日(月曜日・敬老の日)の二日間開催。網走刑務所敷地内にある三眺神社の御神輿を、網走刑務所職員会の協力により貸し出していただけることになりました。地元の神輿愛好家の皆様と一緒に博物館園地内を神輿巡行を行います。子供みこしも準備しています。皆さんで秋のお祭りを楽しんでみませんか?