桜・・

園地内のエゾヤマザクラの花芽です。・・・うーん、少し膨らんできたような気がしないでもない・・・といったぐらい。網走、開花は、いつになるかなあ。

義援金・・

3/28日に館内3か所に設置した募金箱の第1回目の集計を行いましたところ、
４０，６０２円ものみなさんの暖かい気持ちが寄せられていました。
この募金に博物館職員全員の気持ちを加えさせていただき、１１０，０００円とし、３/２９網走市役所の義援金窓口に届けさせていただきましたことを報告します。

日本赤十字を通じて被災者の皆さんに分配されることとなるそうです。
今後、当面の間、募金箱の設置は続けさせていただく予定です。

募金いただいた皆様、本当にありがとうございました。

博物館網走監獄

がんばれ！監獄号!!

網走地区消防組合から、人員輸送用にマイクロバス1台が宮城県に応援に向かうことになりました。 3/28に網走を出発、現地で一週間の活動が予定されています。

平成15年、当館が開館20周年を迎えた記念に、網走市に「消防用車両購入資金500万円」を寄付しました。
その時に購入した車両です。
車体の側面後部には大きな字で館の名前が入っています。

この時には、ほかにも、網走刑務所を出所した人が一時的に生活をする施設の建設資金助成、
創設者の名前を付けて「地域貢献」事業として、この後の数年間、地元の様々な団体への助成活動を行いました。
関係する市民の皆さんには喜んでいただけたと信じていますが、寄付には賛否両論がありました。
「売名行為・・」と名指しで批判されたこともあります。
勤務していた私（(-_-;)）も、これはやりすぎじゃないのか・・本当に必要な寄付だったのだろうか？と自分の中で葛藤がありました。

このころから、当館の入館者数は減少が続いていました。
外に配るお金があるなら、先に中の整備を！（特にこのころから各所の老朽化による破損が目立っていたので・・）という気持ちも強かった記憶があります。
その状況での頑張っての資金捻出であったのに、そう評価をされることもない。
街中で、この車両を見るたびに、特に大きな施設の名前を見るたびに何とも面映ゆい気持ちになっていました。
実際には、消防車両として後方での支援活動に頑張っていたに違いないこの車両には申し訳ない話ですが。

3.11、あの震災が起こっても何もできない自分。
16年前の阪神淡路を襲った震災の時… 同じ職場の人が、すぐに現地に入っています。

今度何かあったら次は自分が…そんな気持ちでいたのです。
自慢ではありませんが少し普通のサラリーマンとは鍛え方が違う！
森の中を移動する術、大工道具を使うこと、ロープや番線を使っての結束、
外ごと隊でこの10年鍛えられていましたから。
今度はボランティアに行こう！
何かお手伝いをするんだ！

・・・しかし2年前に体調を崩し、今の(-_-;)は、月一度の定期検診、毎日掌いっぱいの薬に頼っています。
現地に入ることはかなわない、逆に周りの方に迷惑をかけてしまう状況にあります。

震災発生の翌日、募金箱を設置しました。
でも、今の自分はこれ以上の何もできない・・

今回、網走消防署からこの車両が被災地へ向かう！という話を聞いて少し胸が熱くなりました。
8年前の寄付が、本当に困っている人たちの役に立てる！
自分たちがしてきたことが実を結ぶんだ！
そんな気持ちになりました。

網走消防署の署員2名が、この車両で被災地に入ります。
がんばれ！がんばれ！ 網走の力を、網走の心を被災地の皆さんに伝えてください。
今、僕らが現地に入ることはかなわないけれど、僕らの気持ちは被災者の皆さんのすぐそばにあります。

震災発生から半月が過ぎました。
それからブログの更新、ホームページ上のお知らせの更新を控えてきました。
気が付けば網走も雪解けが進み、木々の芽も膨らみ始めています。
そろそろ、更新を再開しようと思います。
北海道の東の端っこの田舎の民営博物館のなんてことはない日常の記録です。
よろしければ、またお付き合いください。

博物館網走監獄　(-_-;)外ごと小隊長

感謝・・

募金箱を館内に設置してから三日。
どの募金箱にも皆さんの暖かい『心』が入っています。

震災以降、入館者は激減しました。
当たり前だと思います。

その状況でも募金をしてくれる方がいる。
予想以上の金額が集まっています。

被災地の皆さんは、どれだけ悲しい気持ちで、つらい状況に耐えているのだろう。

皆さんを助けるなんの力も無い私たちです。
せめて今できること、募金を頑張ろうと思います。

募金いただいた方ありがとうございました。

皆さんもどこかで実施している募金箱を見つけた時はよろしくお願いします。

このブログを被災地の方が見てくれることはないでしょう、そのような状況でないことは十分に承知しています。
でも、とりあえず頑張ってくださいと言わせてください。

博物館は新年度の事業を今みんなで考えています。
より良い施設づくりを目指します。
被災された皆さんが立ち直ってもし北海道に遊びに来れる状況になっていただいたときに楽しんで見学してもらえる施設づくりを頑張ろうと思います。

ブログを読んでいただきありがとうございました。

3/15　博物館網走監獄公式ブログ担当　外ごと小隊長こと配島淳

お見舞い

この度三陸沖を震源とする地震、津波により被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
当面の間、ブログ更新を休止させていただきます。

縁の下の・・・

屈みこんだ無理目の姿勢でプロジェクターのランプ交換。
展示備品のメンテナンスをお願いしているノムラテクノの方です。
歴史館の『赤い囚徒の森体感シアター』、定例のランプ交換のタイミングになりました・・・・
閉館後の作業、お疲れ様です。
プロジェクターは天井近くにも取り付けてあるので高いところでも・・・
こうした地道な作業があって、館の運営が進んでいきます。
ありがとうございます。
今後もよろしくお願いしますね。

いよいよ網走公開！

昨年10/1に当館内でも撮影が行われた『大地の詩　～留岡幸助物語～』
いよいよ網走公開が3/12に迫ってきました。
わが館のスタッフ　チームＧのＭも囚人役で出演！
やるのか？舞台挨拶やっちゃうのか!?

網走エコーセンターにて3/12（土）3回上映！
チケットは、網走市内の北野靴店、網走市役所売店、エコーセンター窓口で前売り1500円で発売中です。

雪の下に隠れていたもの・・

朝10センチくらい降雪があっても、昼過ぎには融けて乾燥・・・
除雪作業のむなしさを痛感する春っぽい日差しの網走です・・・・　(-_-;)

園路脇、とうとう雪の下の物が顔を出し始めました。
久しぶりに緑色のものを見た！そんな感じです。

3月に入りましたが・・

昨日のオホーツク海の流氷の状況。
まだしばらく楽しめそうですね。
おーろら号、楽しいんだろうなあ・・・

色つきで・・・

先日開催の「二見桜並木と古道をまもりそだてる会」設立総会。
テレビを含み5社の取材がありました。
これは、道内紙で取り上げていただいた記事。
写真は、当館提供・・ということで・・・

これがオリジナル。
去年【2010年】は、あまりきれいではなかったので一昨年のものを提供。
本当に見事でした。
カラーで見てほしかったですねえ・・
さあ、今年の春（5月中旬です・・）はどれくらいに咲くかなあ・・

少しずつね・・

第2駐車場脇の広場、だれが作ったのか雪だるまが三つ。
（真ん中に小さいのがあります・・）
これまたかなり形が失われつつあります。
春がほんの少しずつ近づいている気配を感じてます。

雪だるま・・・

寒獄広場で、外ごと隊が巨大雪だるまを睨んで思案中でした・・・・

これは、１０日前の画像、明らかに比べると上の写真、雪だるまのやつれっぷりが激しい・・・・

この時点ですでにレリーフアートや、雪の独居房は解体済みだったんですが。

そろそろ解体かなあ・・・

ついに！

本日、二見桜並木と古道をまもりそだてる会　設立総会が行われました。
設立には、５団体、２１会員が参加。
多くの取材もありました。
最初の会代表には、網走歴史の会　菊地慶一会長が選任されました。

当館は事務局を引き受けます。
本格的な事業は４月の雪解け以降になりますが、忙しくなるのが楽しみな仕事が増えちゃったなあ・・(-_-;)

最後は『手』作業・・

入口の階段です。
つるはしを振るっているのは、チームＧこと誘致推進部のＨさんにＭ君。
日中に雪が降る→お客さんが踏み固める→次の日に晴れて雪が溶けかけて・・・・
夜中から朝にかけて気温が下がって凍りつく！
となると、この手段でしか固まった氷雪路盤は剥がれない・・・

3月に入って日中の日差しも強まってきています。
しかし、網走は、まだまだ冬だ！
朝晩マイナスだ！

・・・この時期の職員、がんばってますから・・・　(-_-;)

募集中じゃよ・・

今年も『博物館網走監獄友の会』の会員募集が始まりましたな・・
わずか一年間2000円の会費で博物館が入り放題、見放題じゃ！
入らんわけにはいかんじゃろうって。
しかも年1回のバスツアーが素晴らしい内容じゃ。
去年は樺戸との監獄まで一泊二日で墓参りに行ったと聞いておるがのお。
素晴らしい人たちじゃ。
お客さんたちもぜひ参加されるがいいよ。
詳しくは、「友の会募集」をご覧くだされ。

赤字覚悟・・

1月から登場の食堂新メニュー「イクラ丼」。
おいしそーでしょーっ！
メニュー用写真は、たまにブログに登場しているＮカメラマンに撮ってもらったもの・・・
・・・・さすがだ・・(-_-;)

浜の町、網走です。
今回は、関係の皆さんの協力もあり、￥1,000円で提供となりました。
イクラだけに赤字覚悟か？ってくらい利益が薄い・・・
でも宣伝するのか？って話ですが・・・

期間限定ですが、例の幻の沢庵漬け、最後の樽分をここで使用。
お早めに！