2014年7月30日水曜日

博物館網走監獄のWi-Fi環境整備について


博物館網走監獄では、海外観光客受け入れ対策として、公衆無線LANサービス:Wi-Fiが無料で利用できるエリアを園地内に設けました。
旅行中にモバイル端末(スマートフォン、携帯型PC、タブレット端末など)からインターネットに接続し情報を得ながら、またSNSに情報を発信しながら、移動する外国人個人型観光客が多いことからWi-Fi接続用設備を設置しました。
この接続装置「光ステーション」を利用する外国人観光客向けWi-Fi環境整備は、NTT東日本と北海道、北海道観光振興機構が2014年1月に協力連携協定を締結し、道内各地の観光案内所などで、「光ステーション」提供エリアにおいてキャリアフリーでWi-Fiが14日間無料で利用できる「ID/PASSカード」を配布しているものです。
道内には現在5500ヵ所の『光ステーション』が設置され、この協定に基づいて観光案内所、道の駅など43ヶ所で「ID/PASSカード」が配布されています。オホーツク管内の「ID/PASSカード」配布は北見市「道の駅おんねゆ温泉」、上湧別チューリップ公園などで行われています。当館は網走市観光部を通じ北海道に「ID/PASSカード」配布の申請を行い、承認を受けて配布を行っています。
NTT東日本の「光ステーション」を利用するWi-Fi環境整備(協定)には北海道とは別に、札幌市・千歳市・旭川市・富良野市・美瑛町、JR北海道やレンタカー会社なども加わり「ID/PASSカード」が外国人観光客に配布されています。
当館では、7月25日に「光ステーション」(Wi-Fi接続装置)をミュージアムショップ、休憩施設を持つ旧網走刑務所庁舎内、監獄食堂棟の2か所に設置をしました。また「光ステーション」設置に併せて光通信回線もより高速大容量の通信が利用できるいわゆる「ギガタイプ」に更新をしています。
外国人旅行者以外の方もキャリアフリーでWi-Fiが無料で利用できる「FLET'S SPOT」(ただし1日30分の制限あり)としても利用できます。
今後も海外観光客誘致には積極的に取り組みを進めてまいります。