2013年10月10日木曜日

講演会のお知らせ

昭和581983)年に開館した博物館網走監獄は、無事に開館30年を迎えることが出来ました。
30年の節目の年となった昨年、博物館で保存公開している旧網走刑務所歴史的建造物10棟すべてが国登録有形文化財となったことを記念し、今年度は博物館網走監獄:監獄歴史館特別展示室を会場に特別企画展『矯正建築の歴史展』を開催しています。(~平成253月末まで)
特別展開催に併せ、北海道内建築史の権威 角幸博先生(北海道大学名誉教授、博物館網走監獄顧問)をお招きし歴史的建造物の価値や魅力についてわかりやすくご講演をいただくこととなりました。
皆様のご参加をお待ちしています。

◆演題  『網走監獄の建築をめぐって』
◆講師  角 幸博氏(北海道大学名誉教授、博物館網走監獄顧問)
◆日時  平成251020日(日曜日)午前11時から午後030分まで
◆会場  博物館網走監獄「まなびや館」(網走市呼人1番地の1
◆参加料 無料
◆申込方法 電話・FAX・メールで事前申込が必要 
定員100名(定員になり次第締切)
◆申込先 博物館網走監獄事務局
◆電話 0152-45-2411 FAX 0152-45-2338 ◆Eメール info@kangoku.jp

講師 角幸博先生のプロフィールをご紹介します。
1947年札幌市生まれ。2012年北海道大学工学院教授退職。現在北海道大学名誉教授。札幌市文化財保護審議会会長、北海道文化財保護協会副会長などを務める。2012年、北海道内の歴史的建造物を地域資産として保存活用し、まちづくりや学術 文化の発展に寄与することを目的にNPO歴史的地域資産研究機構(NPOれきけん)を立ち上げ代表理事に就任。北海道における建築史研究の権威であり、網走にも多数の作品(網走市立郷土博物館など)を残した建築家・田上義也研究者としても知られている。2012年春より公益財団法人網走監獄保存財団顧問に就任。