2012年3月11日日曜日

今日。

今日は誰もが忘れることはない特別な日でした。

博物館網走監獄は、特に何か準備をすることはしませんでした。


その時間が訪れた時、お客様、職員の中に、携帯や腕時計を睨みじっと瞼を閉じた方もいます。


私も心の隅に引っかかるものはありましたが、いつも通りに仕事に向き合ってその時間を過ごしました。


その時間、網走は美しく空が晴れ渡りました。

青空と雪が美しくコントラストをみせています。

陽ざしは、少しずつですが力を増し、春が近づいていることを僕らに知らせます。


普通に過ごせるということは、とても大事で貴重なものであることを僕らは知りました。

未だその普通な状況に戻れない方たちが大勢いらっしゃることも知っています。


どうか、一日でも一秒でも早く、少しでも普通に近い日が皆様に訪れることを願います。

私たちは、皆さんが網走に遊びに来れる日のために、ここで頑張ってますから。


博物館網走監獄 職員一同