2010年6月11日金曜日

古建築物調査・・


『館内古建築物の保存を目的とする調査』
いよいよスタートです!
昨日は天気にも恵まれました。
実測調査を行う地元建築業者の合同調査チームに、指導をお願いした専門家の先生が加わっての作業開始です。
詳細については、↓を。
プレスリリースからの抜粋です。

『当館で保存公開している旧網走刑務所構築物の五翼放射状舎房、教誨堂、二見ヶ岡農場の三棟は、明治期に当時の網走監獄が囚人を使用した作業により木材伐採、製材から建築までを行ったものであり、登録文化財として認定を受けています。登録文化財の認定を受けていない建築物の中にも貴重なものが数多くあります。
しかし万が一、事故で滅失、損傷をした場合に復原をできる図面、資料が完成されていない状況にあることから、平成22年度より調査を行い資料の整備を進めることとなりました。
作業に当たっては、道内古建築物調査研究の権威である北海道大学大学院 角幸博教授、北海道工業大学下村憲一教授、北海道開拓記念館・北海道開拓の村にて建築物の保存・研究を担当している小林孝二学芸部長による指導を受けながら進め、実測調査による図面作製、資料整備を行い、建築物群の価値再評価を行います。
結果については、次年度以降、印刷物として刊行を予定します。また木造古建築物を永く保存する方法の指導を受け今後の維持計画の基としたいと考えています。』

ということなんですが・・・

多くの報道関係者の皆様の取材も頂きました。
ありがとうございました。

作業は、来年までの2年間続きます。