2009年2月28日土曜日

流氷がとけてます・・・

といっても海の上のではなく、当館に陸揚げした分ですが・・・
がっちりして見えますが、設置から二十日、一回り小さくなったような気が・・
仕方ありません。日中は+の気温。陽射しは春を感じさせる強さです。
お気づきになりましたか?真ん中に立っていた彼、そーっと未来に帰ってしまったそうです・・・足、折れちゃいました・・(-_-;)
手紙が残ってました。「の○たくん、そして僕のファンのみんな、僕は足が折れちゃったので、もうここにはいられないんだ。未来(来年の冬?)でまた会えるから、未来で待っているから・・」・・・さようなら、未来から来た猫みたいなロボ・・

よーく見てみると・・・・
ほら、滴っちゃてますねぇ・・・
でも、これだけの大きさありますから、何とか3月中旬までは展示できそう・・・・・(-_-;) ふぅ・・・

海の流氷は、毎日沖合いを行ったり来たり。観光客の方はやきもきしていることでしょう。
地元民の勘では、流氷本隊の勢力も弱いことから少し早めの海開けになりそうな気がします。

2009年2月27日金曜日

すべり台、最後に滑ったのは!?(寒獄体験広場・後片付け編)

一番上に立っている人じゃありません。
に注目、ブロック氷でした。
すべり台の滑走面に使った氷、凡そ100個ほどありますが、一つの重量は100kg超!

氷は、ロータリー式除雪車が巻き込むと壊れてしまうので、一つ一つ剥がします。
こうして重機で引き倒したところもありますが・・・・

ほぼ人力作業。
たいへんです。作業は、外ごと隊Oさん、Kさんが担当・・お疲れ様でした。
スロープまで引きずってきて・・・
えぃっ!キッーク!
ガッシャーン!!
あとは、ダンプに積み込み移動、施設の片隅で溶けるのを待つ・・・・

会場撤収・・・今しばらく時間が必要ですね・・・

2009年2月26日木曜日

運命・・・・(寒獄体験広場・後片付け編)

「やぁ、よいこのみんな!未来から来たネコみたいな形のロボットだよ!2/22で寒獄体験広場は終わったんだけど、丈夫な僕はまだ会場に残っているのさ!」
・・・・・だって、君、会期中に作り直してんじゃん・・・(-_-;)


「でも、少し心配事があるのさ。よーく見てごらん。横から見ると微妙に後ろに傾いてきているような・・・・」
・・・・ふふふふ・・・・君の運命も・・(-_-;)・・危険な状態になったら容赦しないよ・・・

2009年2月25日水曜日

アフター監獄祭り(寒獄体験広場)

寒獄体験広場、楽しんでいただけたのでしょうか。
2/22をもって終了。
ただし、2/21は暴風雪で会場閉鎖。
2/22も掘り出せたのは氷のすべり台のみ。今年は少し残念な終わり方になりました。
早速、2/23から会場撤収開始。
まだまだ丈夫そうなんですが「すべり台」は途中で溶け始めると管理が大変なので泣く泣く・・・
ミニユンボで少しずつ削っては・・・・

ロータリー除雪車でダンプの荷台へ。
こうして会場の外へ雪を運び出していきます。
まだまだ丈夫で安全だなと思えたので「巨大カマクラ」「雪の独居房」「実物の流氷」は今しばらく会場に残します。
状況を見ながら片付けることになりそうです。

2009年2月24日火曜日

マル獄、やっと入荷・・・

久しぶりに、売店(通称マル獄SHOP)を覗いてみると・・・
おっ、K君、少し商品増えてんじゃん。
「小隊長、やっと少しだけ入荷しましたよ。例のエコバッグも何とか・・」
うん、そうだね、月初めにテレビ番組の取材受けて、放送されたとたんに電話殺到で売り切れになったんだよね。
「予約のバックオーダーも解消できましたので、当面は売店での直接販売のみで行こうと思います。」
流氷が接岸して入館者も増加気味。店頭で『あ、あった、あったマル獄』みたいな声も聞くしね。
以上、売店からのお知らせでした。

2009年2月23日月曜日

冬のニポ森WS終了・・・・

あっ、皆さん、待って、置いていかないで!

「小隊長・・・先に少し練習しとかないから・・・」
Kさん、すいません・・ほぼ初めてのスノーシュー体験で深雪を700m進むという無茶に挑んだ私・・・・(-_-;)ツカレタ

何とか無事に終わることができました。
詳しくは、こちらから・・・・
http://nipopo-no-mori.kangoku.jp/blogs/

2009年2月22日日曜日

ホワイトアウト・・・・

今日(2/21)はひどい天気でした。
台風並みに発達した低気圧の影響で朝から夕方近くまで暴風雪・・
雪の量が少なかったのがまだ救いになりましたが、風が吹くと雪を巻き上げて何も見えない・・・
(という写真も撮ってみたのですが本当に白いだけで×)
除雪は一日中。機械はフル稼働。
大型免許を持たない私、20馬力の2011Zを担当。
キャビンの無い除雪機の後ろを歩くのは本当に辛く、3人でローテーション編成。
吹雪の中で、自ら吹雪を作りながら歩くわけです。風向きが合わないと完全に雪まみれ・・・
今日は2回、順番が廻ってきました。きつかったぁ・・・・(-_-;)

そんな一日でしたが、うちの職員はがんばるよなぁ。
直営売店、食堂、解説のパートさんたち、ほぼ時間通りに現れました。
皆さん、相当早めに家を出てきたんだろうと思います。市内の路線バスさえ全滅した吹雪の中。
お陰でほぼ通常通りの開館状況を保てました。
砕氷船の欠航、ほかに行く場所が無いなどの条件はあったのでしょうが一日を通してそこそこの賑わいとなったのです。
でも、次の宿泊地までの道路が中々開通しないお客様もいらっしゃったり・・どうなったのでしょうか。

今日の写真ですが、除雪に疲弊した職員に比べ、なぜかお客さんは楽しげ。
『吹雪体験』って、とこですかね。

2009年2月21日土曜日

緊急のお知らせ・・ニポ森WSの内容変更

発達した低気圧の影響で網走は大荒れの天候になっています。
博物館網走監獄は、館内園路を除雪により確保、食堂、直営売店などを含み通常通りの開館をしています。

しかしながら予定していた『ニポポの森づくり 第3回ワークショップ 冬のニポ森を楽しもう』は2/21,2/22開催を2/22のみ開催といたします。
野外活動には危険な天候であること、市内交通機関、路線の確保が適わないためです。
この天候も、本日夕方には回復する見込みですので、明日2/22は予定通りワークショップを開催いたします。
参加を希望する方は午前10時までに博物館網走監獄に集合願います。
以上、緊急のお知らせでした。

雪だるま2・・(寒獄体験広場)

「あぁ、気がついたら、俺かこまれてんじゃん・・・・」
『ぬはははは・・、自分ばっかり丈夫に作ってもらいやがって、仲間たちと逆襲に来たぜ!』
「あ、お前は、木炭で作った顔が暖気で崩壊したはず・・・」
『ばかめ、今度は、顔を凹面に掘り込む改造を加えて生まれ変わったのだ!』
と、いうような会話があったかどうかわかりませんが・・・
網走支庁の「ゆきだるま隊(私のつけた仮称)」の皆さんが寒獄体験広場に再び雪だるま設置に。
今回は一挙に9基を作り上げました。
お疲れ様でした。
2/22で寒獄体験広場は終了ですが、溶けるまで展示しておきます。


2009年2月20日金曜日

調整・・(寒獄体験広場)

外ごと隊W棟梁、すべり台のゴール付近で作業中。
何してるんですか?
「ゴールの雪、砕いてるのさ。固まっちゃうとお客さん止まんなくなっちゃうからね」
気温が低い日は、よく滑るらしく、こうして調整をします。
逆に滑らない日は、敷物に雪を塗りつけたり、なるべく多くのお客様が均等に楽しめるよう工夫があるそうです。
寒獄体験広場、いよいよ22日で終了。23日にはすべり台は撤去になります。
(カマクラ、流氷はもう少し広場においておくことにしました)
遊びに来てください。

2009年2月19日木曜日

速報!網走、流氷接岸初日になりました。


お待たせしましたー!!
今朝、網走地方気象台が、接岸初日を発表!
記録上、二番目の遅さ・・・
もし、2/21までに接岸しなければワーストの新記録となっていたところでした・・・(-_-;)

気象台のリリースは、こちらから。
http://www.sapporo-jma.go.jp/hokkaido/abashiri/data/setsuha2009.pdf
写真は、網走観光協会HPより転載。本日11:10 砕氷船おーろらの船上で撮影されたものです。

一人で探検・・ニポ森へ!①

「小隊長!ニポ森、基本ルート踏み固め終わったので、一回は入ってみてくださいよ!」
2/21,2/22開催の『ニポポの森ワークショップ 冬のニポ森を楽しんでみよう』の準備が進んでいます。
そうですね、行かなきゃダメですよね、私、管理者ですもんね、じゃあ、行ってきます・・・・
ということでやってまいりました。今回の基本ルート入口は駐車場の脇、うわーっ、わかりずらー!?

雪山を乗り越えるとしっかりルートができてました。
カンジキで二人で往復して確保したそうです。
さすが、監獄最重量級の私でも沈みません。
静かです、葉っぱがなくなったせいか、遠くで車が走る音も聞こえてはきますが・・・
それほど交通量もないですし。

はあはあ言いながら中間地点、仮称「ニポポテラス」に到着。
「片道20分ぐらいだからなんてことないよ・・」と聞いてきたのですが、ここまでで20分。
大丈夫か?・・俺・・(-_-;)

続きは、『ニポポの森ブログ』へどうぞ・・・・

2009年2月18日水曜日

冬のニポ森を楽しみましょう!



「小隊長!無理だったらついて来ないで。遭難されても困るし・・・」
いや、私もそう思います・・・(-_-;)。Kさん、Sさん、あとはよろしくです。

二人の足元はカンジキ。2/21、2/22開催予定の『ニポポの森ワークショップ』の準備作業でルート作りを始めています。
2月とはいえ、暖冬気味。少し雪が溶けかけたところを狙ってカンジキで踏み固めることに。

今回のワークショップは『冬の森を楽しんでみよう』がテーマ。
参加受付中です。

詳しくは、『ニポポの森ブログ』をどうぞ。
http://nipopo-no-mori.kangoku.jp/blogs/

溶けたので・・・(寒獄体験広場)

先日の暖気で顔面再生作業対象となったメインステージ上の雪だるま。
作業が始まってました。担当は、雪像の巨匠こと外ごと隊Sさん。
目、鼻、口、眉毛のパーツをきっちりはめ込めるように木工用のノミで凹面に削り・・・・・

木製の目・鼻・口・眉毛パーツを凍った雪の頭にねじ止め。かなり長目のねじです。
さすが、これが今年の暖気に負けず半月頑張れた秘密です。・・・・・ふふふふふ・・木炭じゃね、これはできない・・(-_-;)

完成!
「ふふふふ、私は何度でもよみがえるのだよ・・」
いや、3月に入ればそれも無理だよ、君も・・・

一方、大人気のすべり台。丈夫そうに見えますが・・・

よく見ると日光の当たる面は、かなり氷が凸凹に・・・・・
思い切って午後から使用禁止にして修理をすることに。


溶けた部分に水で濡らした雪を塗りつけ、夕方からの寒気で凍ることを期待。
結構危険な作業です。
滑走面に落ちたら下までノンストップです。

寒獄体験広場、2/22日曜まで。
あと一週間、何とか持ちこたえさせますよ。

2009年2月17日火曜日

流氷ガイアナイトに・・・

に、協賛したわけでもないのですが、今夜も園路にキャンドルの灯り・・・
でも夜間照明消すとお客さん、中を歩けません。
だから、ガイアナイトのルールは守れてないと・・・(-_-;)

詳しくはこちらを・・・
http://www.kangoku.jp/blogs/2009/02/blog-post_14.html

でも、キャンドルの灯りを楽しんでいただくために事務所は照明を落とすことに・・・・
このへん、エコな感じですが、暗い中でブログ書き込む身にもなってくれというのが本音でしょうか・・・

環境問題を軽視しているわけではありません。
流氷大事っていうのは観光業界、共通の認識。
できる範囲で、無理をせず というのが関わっていくコツでしょう。

2009年2月16日月曜日

溶けてるよーっ!!(寒獄体験広場)

『流氷まつり』は2/8で終了しているのですが・・・
この週末は、賑わいました。寒獄体験広場。
流氷が接近しているからですかね。 お客様が増えているような・・・
でも、流氷は接近しているだけ。その原因は?
『暖冬に決まってるじゃん!』
いや、そんなに怒られても・・・木炭でお顔を作ったあなたの修理は難しい・・・(-_-;)
会場の雪像「未来から来たネコ型ロボ・・・」も明らかに左腕が痩せてます。
こっちが南側だと一目瞭然。

遂には、園路の雪路盤がざくざくに溶け始め・・・・
ホイルローダーで剥がしてしまうことに。
本来なら3月の仕事だよなぁ・・・・

とにもかくにも、雪像は修復完了。
いろいろと難しい問題があるので、正面からの写真はなしね・・・

じゃあ、うちのメイン雪だるまは・・・・・
えっ、か、顔がない?!・・
一度固めてから、削りなおすことになったそうです。
ちなみに顔のパーツは木製。ねじ込み式になってます。
「早く直してね・・・・」

2009年2月15日日曜日

雛人形・・・

看守長屋の体験室に雛壇を設置、もうこんな時期なんですね。
『桃の節句』といいますが北海道・網走近辺では桃の木を見ることはまれ。
それでも、2月も中旬を過ぎれば少しずつ春の気配を感じ取ってはいるのですよ。
周りの雪の高さが少しずつ下がったり、陽射しが強くなって汗ばんだり・・・・(-_-;)ワタシハヒヤアセ

ちなみに飾っている雛人形は大正時代のもの。
3/3、来館のお客様に『桜餅』プレゼントの準備をしています。
どうぞ、おいでください。

2009年2月14日土曜日

雪だるま・・(寒獄体験広場)

「やあ、こんにちわ。おいら獄体験広場に新しくやってきた雪だるまさ。」

「ただの雪だるまじゃないんだぜ。『オホーツク流氷ガイアナイト』って言う環境イベントに連動、市内美化活動の一環として網走市を訪れる観光客の目を楽しませるために市内観光施設等の周辺の適所に設置されている雪だるまさ。
このあとも俺の仲間たちがこの広場に設置予定さ。」(・・・・・り、理屈っぽいやつだなぁ・・(-_-;) 
オホーツク流氷ガイアナイトについては、こちらを見てね。
http://www.abashiri.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/ryuhyo_day

「なんだよ、そんな理屈なきゃここにいちゃいけないのかよ、こら、溶けちゃうぞ、俺・・」・・・すねんなよ(-_-;)・・

2009年2月13日金曜日

困った話・・・

昨年末に生まれた(らしい?)ウサギの子達。四羽とも無事に育ってます。

寒かろうと、断熱材代わりに発泡スチロールの箱を入れたらバリバリと齧り始め・・即撤去。
もうかなり大きく育って、それはそれでいいことなのですが・・・
心配事も発生しており・・・・




それは、この足跡・・・キタキツネです。
今日は遂に真昼間に現れ、ウサギ舎の柵の前に座っていたらしい。
来館者の皆さんは、記念撮影撮りまくりだったらしいのですが・・・狙いがわかっているだけに・・・。

あんまり近くにいてほしくないのですが・・。



2009年2月12日木曜日

ぴちぴちの流氷、入りました!(寒獄体験広場に・・)

へい!取れたてで生きのいい流氷、遂に入荷しましたぜ!!
2/10、斜里で揚がった流氷、今年は約7トン!(2/10現在、網走は未接岸です・・)
今年も市内の造園業者 ㈱タナカさんの協力で屋外展示します。
(去年より一週間遅れ、量も形も少なく小さいのですが・・・)

それでもさすがは本物の流氷、写真には写っていませんが来館者の方が遠巻きに見守る中で設置作業。

降ろした後、砂や汚れを削り落として・・・・
設置完了。後ろから○ラ○もんが覗いてます・・

看板もつけました・・・
上に登って記念写真を撮りたがる人が多く・・『危険』と表示しました。
氷ですからね、滑り落ちると本当に危険ですよ!
今年の位置関係はこんな感じです。
少し小さいので、どれぐらい持つか不安ですが・・・
「砕氷船に乗ったけど流氷見れなくて・・・」とかお客さんが言いながら記念撮影。
オホーツクの住民としては、申し訳ないような・・・・(-_-;)
早く、網走にも接岸してくれー!!