2008年11月30日日曜日

エゾリスは・・・

『いないんですか?エゾリス、今年はブログに出てこないですね・・・』
・・・いいえ、いますよ。ここんところよく見てたりするんです・・・

今年導入した管理部門用のデジカメ、いわゆる現場系ってやつなんです。
防水だし、プロテクターもついてるので多少ぶつけても平気だし・・
画像も広角目に撮れるので仕事的には助かってます。
タフで頼れる奴なんです。(写真は載せません。カメラの自分撮りできないし・・)

でも、でもね・・・
ズームは84㎜まで・・・
少し遠い奴は、写せないんだよ・・・・

エゾリスは素早いし、近くによると逃げちゃうんだよ!

ということで・・・こんな写真で許してね・・(-_-;)
いるでしょ、ちゃんと足跡あるでしょ・・・

2008年11月29日土曜日

マル獄さまのお陰です・・・

ある日、Google AnalyticsでHPの閲覧数を見ていると・・・
ええっー\(@0@)/!、普段300件程度のアクセスが、なんと2235件も!

アクセスしてるキーワードは、っと・・やっぱり『マル獄』がらみでした。
この日、全国ネットのニュースで「函館少年刑務所の作業製品が大人気・・・」と取り上げられたらしい。

皆さん、テレビで見た後、ネット検索で『マル獄』を探して当館HPにたどり着いたようで・・・

申し訳ありませんね・・ここでは通販していないんですよ・・・(-_-;) 原則として・・・

売っているのは、こちらです→http://www.e-capic.com/index.html からどうぞ。
でも、チラ見したら売り切れ状態みたいですが・・・

ところで売店担当のK君、ここでは、いつから『マル獄』扱ってるんだっけ?
「去年の8月からっすよ、もう話題になる前に目をつけてですね・・」
(無視して)で、どれくらい売り上げたの?
「600枚近く売れたマル獄前掛けがダントツ人気っすけど、他の小物もあわせると1200点以上になりますねぇ・・」
立派にヒット商品じゃん。うちみたいに地味な博物館内ショップでは。
「いやー、今年は入館者数も減少気味だったんで、これで一息ついてるっちゅう感じっすか・・」
えっ、それだけ?店舗のリニューアル効果もあったんじゃないの?
「いや、それほどではなかったみたいで・・・」
ええーっ、アレだけやらせといて!!(http://www.kangoku.jp/blogs/2008/09/shop.html
「(無視して)で、こうなったら攻撃あるのみかなっと・・扱い商品増やしてみようかと・・」
いやっ、これからますます入館者経る時期だし、あんまり無理しないほうが・・・
「アレも入れたい、コレも入れたい・・ふふふ、こうなったら特注でうちとのコラボ商品も発注してみようかと・・」
あ、あんまり暴走しないほうが良いんじゃないかな・・・K君。
何を今頃弱気になってるんだ!次々と裏で俺を操って仕入れさせたのは誰だ!売れたから良いようなものの・
いや、す、すいません・・・
「さあ!早くコラボ商品のデザイン起こして俺様のところに持って来い!」
え、いや、ちょっと・・・・・

とりあえず函館少年刑務所さん、マル獄売れてよかったですね。
これからも頑張ってください。

私もお陰さまで再就職が叶いました・・・
(私の再就職までの道のりは、こちらから・・・)
http://www.kangoku.jp/blogs/2008/08/blog-post_14.html

2008年11月28日金曜日

卯原内鉄道公園でした。

と、いうことで・・・

昨日のブログ『ペンキ塗り』(http://www.kangoku.jp/blogs/2008/11/blog-post_27.html)の答は、

網走市卯原内の鉄道公園内駐車場でした。
11/27最終工程の様子です。
塗装が終わった枠に新しい看板を四分割の状態で持参し取り付け開始!
分割したパネルを古い看板を覆い隠すように貼り付けていきます。



うへー、二枚目つけてるとこ、撮り忘れてました(-_-;)
で、写真は三枚目がついたところ。

枠が歪んでいるのが判明。現地でパネルのサイズをあわせながらの作業になりました。


最後の四枚目が取り付けられたところ。
枠のメンテナンスまでは職員の作業で行ってきましたが、今日の作業はプロに任せました。
施工は『看板の内山』さん。最新のデジタル出力で美しい看板を仕上げてくれました。
よく見るとカメラを構えてる人が・・道内紙の記者さんです。ありがとうございます。

じゃーん、完成です。
実は、この看板は地元卯原内観光協会さんの公共看板。
当館の開館間もない時期から広報に協力していただいていました。
今年、長年の能取湖畔のサンゴ草保全活動に対し協会が北海道産業貢献賞を受賞。
お祝いを兼ねて、せめてものご恩返しをと看板設置に協力させてもらうことに。

9月のサンゴ草シーズンに間に合えばよかったのですが・・・
完成時には周りは雪景色になっていました。
でも・・・看板逆に目立ってたりして・・・いいわけ?(-_-;)

2008年11月27日木曜日

ペンキ塗り・・・

11月某日、網走市郊外某所、外ごと隊メンバーが道路に面した看板の塗装作業中です。
『小隊長!潮風きついところで足場の上の作業はきついよ!』
『今日の仕事は、どこのお手伝いなのよぉ?』
ふふふふ、今はまだ言えません。近日公開です。

2008年11月26日水曜日

お豆腐作りに挑戦!!

11月23日『ものづくり体験講座・親子で大豆を加工しよう・豆腐を作ろう』を開催。
食べ物関係の講座は人気があります。
今回も募集はあっという間に埋まりました。
当日は、本格的な雪になり残念ながらキャンセルとなった方もいらっしゃいましたが・・
会場は、館内の愛郷記念館の中にある調理実習室。

まず、前日から水に浸した豆(今回は大豆と黒豆の2種類)をミキサーで粉砕し・・・


鍋でことことと煮ます。


これを木綿布で作った袋に移して絞る!ひたすらに絞ります!
おからと豆乳に分けてしまいます。
おからは、今日は使わないのでお土産に。

豆乳をもう一度鍋に戻し一定の温度まで温めて『にがり』を投入。


暫らく待つと少しずつ固まってきました。

固まったものを型に掬って入れて水を切ります。
この時、重石で水を絞ると「木綿豆腐」
自然に水を切りながら固めると「絹ごし」となります。
今日は扱い易い「木綿」でいきます。

それから15分ほど水を切ると、どうです?
型から抜くと豆腐になってますよね。
これを30分ほど水にさらすと「お豆腐」完成。

全員がうまくいったわけではありませんでしたが、これもワークショップです。
次回は、鏡餅作りを予定しています。

2008年11月25日火曜日

本当に冬・・・・

『凍り始めました・・・』とか書いてたんですが・・
雪も本格的に積もり、本物の冬突入!ですね。

池の薄氷の上も雪で真っ白に。
どこが凍っているのかよくわかります。


風が吹かずに雪が降ると、こうして小枝の上に雪が降り積もっていきます。

本格的に除雪スタート!
朝こういう状況だと朝礼も中止して、出勤・即除雪となります。
スノープッシャーを一人で2本押しているのは外ごと隊のKさん、元気です!!



ホイルローダーも今季初除雪になりました。
まだタイヤチェーンを付けていないのでそろそろと作業中です。

こういう状況になって、初めて「あー、冬になったんだ」と覚悟を決めます。
この雪が無くなるのは早くても来年の4月、半年間続くオホーツクの『冬』がいよいよ始まりました。

2008年11月24日月曜日

DEXTA完成!・・・でも・・


思えば・・・7月に屋外展示中だったこのトラクターを何とか復活できないかという思いつきで着手したこのプロジェクト。(といっても参加は私含めて3名だけでしたが・・・)
こんなブログ記事で・・スタートしました。
その後も、修復の状況は、何回かに分けてブログでお伝えしてきました。前回は11/18付けのこんな記事です。


その後、車庫内で、一旦、車輪やフェンダーなど外装パーツは全てはずして再塗装することにしました。


エンジンフードもゆがみを少し直してから再塗装。
リアフェンダーに取り付けられていた工具箱はベコベコに変形し錆びていたのですが・・・
外ごと隊のMさんが仕事の合間に直してくれていました。これで使えますぜ!

タイヤのホイルディスクは、オリジナルカラーのオレンジ色に戻しました。
どうしてオリジナルカラーがわかったのかって?
ふふふふ・・・DEXTAレストアーは世界中に仲間がいるのさ!
こんなWEBページを見つけていたのです。

しかし、まあなぜこのトラクターは世界のあちこちでレストアされまくってるんでしょうか。
ここからマニュアルのコピー(もちろん英文・・(-_-;))を入手できたのも参考になりました。

その後も、外ごと隊のKさんが屋外での作業のできない雨の日にこつこつと修復を続けてくれていたのです。

数日後、
『小隊長、いよいよDEXTA組み上げますよ!』と声がかかりました。




そして・・・・





おお!ついにFORDSONDEXTAが完成!
(この時、ラジエターグリルつけるの忘れてました・・(-_-;))

リアビューです。かっこいー!
しかし、Kさんは冷静にDEXTAを車庫にしまってしまいました。

『小隊長、バッテリー外しますよ、DEXTAは冬眠です。』
えー、そーなんですかあ・・落胆・・(-_-;)
『こいつは冬に使う道具じゃないですからね、まだエンジンのヒーターも直ってないんで。
寒いとエンジンかからなくなるかもしれないし・・じっくり直していきましょう。
春になったら小隊長にもトラクターの運転教えますから、畑耕してもらいますよ。』
ということで、来春の「DEXTAを走らせる編」に続く(予定)

*おまけ

先日、DEXTAファンの方より来館時に撮影したという写真をいただきました。今年の6月に当館で撮影されたとのことです。色など、かなりデジタル処理されたようです。

2008年11月23日日曜日

凍りました。

凍り始めました・・・というのが正解ですね。
鏡橋下の池が凍ってました。
まだまだ序の口。真冬になれば15㎝ぐらいの厚さに結氷します。
でも、乗っちゃダメ!すごく危険です!!

2008年11月22日土曜日

冬の間は・・・

ご見学いただけないのです。旧二見農場建築物群
冬の間の見学順路の確保や、暖房が一切使えないことなどが原因です。
今年も11月21日で閉鎖しました。
再公開は、来年4月21日を予定しています。
二見建物内の『体験監獄食』も4月末再開予定。
冬期間は、受付前の食堂で提供中です。
ご了承ください。

2008年11月21日金曜日

職人技

先週末、低気圧の影響で強い風が吹き荒れました。
舎房の窓ガラスが何枚か外れたり割れたり。古い建物なので建具が弱っているところがあります。
いざ、修理を始めたのですが、なんと窓枠が内側から外れないところが数箇所判明。
さらに問題は、どの窓も鉄格子付き。(刑務所なので・・・)
修理は、鉄格子の隙間から手を差し込んでという困難なものになりました。

そして、その問題をクリアして修理をしてくれたのが外ごと隊園芸班のTさんでした。
Tさんは庭師になる前、建具職人として活躍していた前歴があります。
『だからって鉄格子の隙間から建具修理したことはねえよ!』
職人技っていうのは、こういうことなんでしょうね。
お見事でした。

2008年11月20日木曜日

冬支度・・登り窯編

いよいよ寒くなってきました。
今年造った登り窯も冬囲いの作業をしています。
窯はレンガを積んで作ったのですが、入れをするたびに膨張、収縮を繰り返します。
すると細かいひびがたくさん出来てしまいます。
このひびに雨や雪が染み込んで冬の低温(網走だと-20℃前後まで下がります)で凍ってしまう。
水は凍ると膨張しますので一気にひびを拡げて窯の耐久力を失わせてしまうのです。
ということなので冬囲いもしっかり作ってくださいね。
『わかってるよ!ちゃんと水平取りながらやってるから!』
・・本格的です。
屋根の柱に更に冬囲い用の枠を取り付け、一箇所ずつ大きさをあわせて合板(いわゆるコンパネ)をネジ留めします。

一面ずつ、慎重に組み建てて・・・・
完成!
あとは、景観になじませることと防腐の意味も込めて少し濃い目に塗装するのみ。

後ろから見たところ。煙突カバーは製作作業中でした。
色を塗り終わったら、また報告します。
4月末まで、こういう理由で登り窯は見学できません。悪しからず。

2008年11月19日水曜日

感動の径ビューポイントパーキング

知床を望む農道沿いにできた『感動の径ビューポイントパーキング』
本日(18日)から供用開始ということでセレモニーが開催、当館も理事長が参加。
同行した業務のY課長補佐からのレポートです。

「見えん、何も見えんじゃないか(恕)」
理事長、お許しください。本当は↓このように知床が見えるはず・・・

セレモニーではテープカットの後、
現地に参加者がエゾムラサキツツジ10本を記念植樹。

網走周辺には、他にも何ヶ所かビューポイントパーキングが整備されています。
新しい観光の名所にツツジと一緒に育ってくれればと思いました。

2008年11月18日火曜日

DEXTAを塗る・・

「小隊長、ちょっと見てくださいよ」
外ごと隊のKさんから呼ばれて工房に行くと・・・・

おおっ!DEXTAのぼこぼこだったヘッド部分が何とかなってます。
(前回は、ここまでしてました・・http://www.kangoku.jp/blogs/2008/10/dexta_26.html  )
「とりあえず、裏から叩いてみたよ、それと取れかけてたエンブレム、付け直しといたから・・」
さり気に言ってるけど、それって素人の仕事じゃないですよね・・・ この人の過去は?(-_-;)

叩きなおした部品や錆がひどかったところは、その後再塗装。
エンジンとシャーシも美しいブルーに。
あっ、よく見たらマフラーもしっかり錆落とし済みです。。

「小隊長、このあと、シャーシの後ろ側も塗ったら、動力と伝達系も見直してみるわ。」
いよいよ、DEXTAレストアも終盤に近づいてきたようです。

2008年11月17日月曜日

冬支度・・屋外展示編

うわっ!!
かなり不気味な状況・・・ここは一体!?

ここは二見農場内の倉庫に使っている部屋です。
屋外展示の人形撤収作業が行われました。


こちらの写真、オレンジ色のが囚人人形で、それ以外は外ごと隊員です。
・・・・わかりますよね? 人形だけではありません。
展示用のフェイクの野菜も一つずつ畑から掘り出して撤収・・・
毎度、大事になるのが農耕馬の1/1の模型。重いんです・・・・


最後に荷馬車を倉庫に入れます。
『あの、馬が本物だったらこんなことしなくても・・・』
いや、それはそれで大変なんで・・・

来年4月末ごろまで人形は倉庫で冬眠。
はがれた塗装や折れた足など修理をして来春の出番待ちです。

2008年11月16日日曜日

新・開墾シリーズ開始?

舎房第四舎裏側から重機のエンジン音が!?
新しい花畑の開墾でも始まったのかというと・・・・
舎房の建物周りを除雪しやすいよう土砂を整理している作業中でした。
この四舎、五舎の間だけが花畑造成をしなかったので土砂の整理が手付かずでした。
ブルの運転は、外ごと隊Kさん、もちろん重機オペレートの有資格者です。

Kさん、ここって、けっこういい土じゃないですか。
『そうですね、来年、ここも花の種撒いてみますか?』
計画に加えておきましょうね。
来年も『開墾』シリーズは続行しそうです。